2009 年末観劇メモ [観劇]
「フロスト/ニクソン」 「海をゆく者」
なぜか毎年秋から冬にかけて観たい演目が増えるのは私だけでしょうか。
そして2009年のこの時期は男だけの芝居が重なりました。
( 11月のコクーン「十二人の怒れる男」も大人の男たちの芝居でした)
11月に東京公演が行われた「フロスト/ニクソン」そして「海をゆく者」
2作とも名古屋公演があったので無理せずゆっくりと観ることができました。
(仕方がないとはいえ、やはり上京して一日に複数の観劇というのは余韻を楽しむ間が
なくていけません)
大名古屋らくご祭2009 [観劇]
2009年も残りあとわずかとなりました。 久しぶりの更新です。
12月の7日から13日にかけて「大名古屋らくご祭」と銘打った催しが栄で行われました。
以前の「大銀座落語祭」の名古屋版といったところでしょうか。
三遊亭圓歌、立川談春、立川志らく、林家たい平、林家彦いち、柳家喬太郎、三遊亭白鳥、
上方落語からは桂文珍
そして最終日には「六人の会」が。
キバコの会『素。』 [観劇]
キバコの会『素。』
脚本:佃 典彦 演出:堤 幸彦 音楽:竹内 亨
キャスト:半海一晃(平山三平) 野添義弘(野村八郎) 多田木亮佑(佐々木竜一)
戸田恵子(島崎サクラ) 柳田衣里佳(小竹しのぶ)
2009年5月29日(金)~31日(日) 愛知県芸術劇場小ホール
「神様とその他の変種」 [観劇]
NYLON100℃ 33rd SESSION
『神様とその他の変種』
作・演出:ケラリーノ・サンドロビッチ
出演:犬山イヌコ みのすけ 峯村リエ 大倉孝二 廣川三憲 長田奈麻 藤田秀世 植木夏十
水野美紀 山内圭哉 山崎一
2009年4月17日(金)~5月17日(日) 下北沢本多劇場
今回は初の名古屋公演も行われるのだけれど、やっぱりナイロンは本多で観たい。
ということで遠征決行(翌日パルコの「R2C2」のチケットも取っていたので)
「returns」~さよならシアタートップス [観劇]
新宿のシアタートップスが3月末で閉館になることを知ったのは今年の初めでした。
150人規模の小さな劇場だけれど同規模の下北沢のものとはまた雰囲気の違う、おしゃれで大人っぽい
感じの劇場。東京にはこういう劇場があるんだ、と田舎者は感動したものでした。
初めて観た作品は2003年の泪銀「3つの事情 男版・女版」だったでしょうか。
その後も何度か足を運びましたが舞台に対して奥行きのある客席は適度な傾斜がついてとても見やすくて
好きでした。
そんなシアタートップスの閉館を惜しんで「さよならシアタートップス最後の文化祭」が3/18から3/29
にわたって開かれるとのこと。 その中で休眠中の「東京サンシャインボーイズ」の公演が行われると
いうではありませんか。
運よく抽選でチケットが当たり、午後9時半からの1時間半公演のためだけに東京に行ってきました。
「夜の来訪者」 [観劇]
久しぶりの観劇記事です。
舞台は以前よりかなりペースは落ちたものの時々観ているのですが、気づけば9月以降ひとつも
書いていませんでした。
12月は「ジャージマン」「あれから」「グッドナイト・スリイプ・タイト」「舞台は夢」「冬の絵空」
今年になってからは「パイパー」「トワイライツ」「床下のほら吹き男」など。
悪夢のエレベーター [観劇]
『悪夢のエレベーター』
原作・脚本: 木下半太(劇団ニコルソンズ)
演出: ダンカン
出演: 吹越満 片桐仁 中村友也 高橋真唯
2008年9月25日(木)~28日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪公演)
桂米朝一門会 [観劇]
中日劇場で行われた「米朝一門会」に行ってきました。 一日限りの催しです。
開演15分前に中日ビルに到着しましたが、1階エントランスは長蛇の列。この時点で初めて劇場がビルの
9階にあることを知った私。何しろ御園座や中日劇場とは日ごろ全くといっていいほどご縁がないもので^^;
劇場HPによると席数は1400ほどあるようです。なので同じくエレベーターで9階までというパルコ劇場とは
そもそも規模が違う。劇場内は1階・2階に別れています。
私は2階席でしたが座席の間隔はものすごく狭くてスペースは非常に有効に活用されている様子。
ともかく開演までに席につくことができてひとまずホッ。
阿佐ヶ谷スパイダースin名古屋 [観劇]
<テレピアホール20周年記念>
スクリーンシアター&トークセッション 阿佐ヶ谷スパイダース「少女とガソリン」
8/30(土) なかなか降り止まない雨の中、東海テレビ・テレピアホールに行ってきました。
ウーマン・イン・ブラック(2回目) [観劇]
不満が残った7月の愛知厚生年金会館での公演からはや一ヶ月。迷いに迷ったあげくの贅沢です。
パルコ劇場でもう一度観てきました。
ウーマン・イン・ブラック [観劇]
『ウーマン・イン・ブラック』
原作:スーザン・ヒル 脚色:スティーブン・マラトレット
演出:ロビン・ハーフォード
キャスト:上川隆也 斉藤晴彦
2008年7月18日(金)・19日(土) 愛知厚生年金会館
まどろみ [観劇]
M&O plays プロデュース 『まどろみ』
作・演出:倉持裕
キャスト:ともさかりえ(とつみ) 近藤公園(零児) 村岡希美(芽里子) 玉置孝匡(日達) 六角精児(秀平)
2008年5月15日(木)~25日(日) 豊島区立舞台芸術交流センター あうるすぽっと
ヨーロッパ企画 ~あんなに観てほしかった上映会~ [観劇]
ヨーロッパ企画
『衛星都市へのサウダージ』~あんなに観てほしかった上映会~
3月24日(月) 名古屋中区栄 G/Pit (中京ビル1F)
劇団10周年ツアー『あんなに優しかったゴーレム』キャンペーンの一環として行われた上映会。
「みんなで一緒にDVD」みたいな感じのイベントでした。
タイトル未定 [観劇]
なるべく派手な服を着る [観劇]
MONO第35回公演 『なるべく派手な服を着る』
作・演出:土田英生
出演:奥村泰彦(長男・勝) 水沼健(次男・悟) 金替康博(三男・隆) 土田英生(四男・賢)
尾方宣久(五男・一二三)
本田力(六男・翔) 亀井妙子(悟の妻信子) 山本麻貴(賢の妻) 松田暢子(一二三の彼女)
2008年2月22日(金)~3月2日(日) 大阪梅田 HEP HALL
3月6日(木)~16日(日) 下北沢 ザ・スズナリ
二人の約束 [観劇]
『二人の約束』 Parco Produce
作・演出:福島三郎
キャスト:中井貴一(小太郎) 段田安則(大垣) りょう(めぐみ)
大阪公演 2008年3月1日・2日 イオン化粧品シアターBRAVA!
中井貴一と段田安則の「劇団ふたり」の第一作は「二人の噺」
当時パルコで公演された時は関西居住で観に行けず、後に大阪で再演された時には逆に東京居住でまたまた観ること
できず…と、もう縁がないものかと半ばあきらめていたところにとびこんできた「劇団ふたり」公演のニュース。
最初は大阪公演の情報だけだったので今度こそ乗り遅れまい早々とチケットを確保したら、なんとその後にパルコでも
公演があることが判明。しまったと思ったけれど、大阪公演を選んだおかげでミク友と一緒に観れるといううれしいことに。
KKP#5 TAKE OFF [観劇]
KKP#5 TAKE OFF~Wright three Brothers~
作・演出:小林賢太郎
出演:久ヶ沢徹 オレンヂ 小林賢太郎
2007年10月2日(火)~3日(水)
中京大学文化市民会館プルニエホール(旧名古屋市民会館)
狐狸狐狸ばなし [観劇]
トム・プロジェクトプロデュース 『狐狸狐狸ばなし』
(東京公演チラシ) (兵庫公演チラシ)
作:北條秀司
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
美術:加藤ちか 衣装:小原敏博
キャスト:篠井英介(おきわ) ラサール石井(伊之助) 板尾創路(重善) 六角精児(又市)
真山章志 大出勉 廣川三憲 野間口徹 小林俊祐 皆戸麻衣 植木夏十 サチコ
小林由梨
2007年8月19日(日) なら百年会館大ホール
ひーはー [観劇]
Piper結成10周年公演 『ひーはー』
作・演出:後藤ひろひと
キャスト: 川下大洋、後藤ひろひと、山内圭哉、竹下宏太郎、腹筋善之介(以上Piper)
楠見薫、平田敦子、水野美紀、片桐仁(ラーメンズ)
2007年8月22日 愛知厚生年金会館
犬顔家の一族の陰謀 [観劇]
劇団☆新感線2007年夏休みチャンピオン祭り
犬顔家の一族の陰謀 ~金田真一耕助之介の事件です。ノート
作・演出:いのうえひでのり
出演:宮藤官九郎 木野花 村木よし子 磯野慎吾 高田聖子 古田新太 河野まさと 保坂エマ
山本カナコ 池田成志 右近健一 中谷さとみ 橋本じゅん 勝地涼 粟根まこと インディ高橋
村木仁 小松和重 逆木圭一郎 吉田メタル 川原正嗣 前田悟
イオン化粧品シアターBRAVA! 2007年7月17日~8月4日(7/14・15プレビュー公演)
「レッツゴー忍法帖」以来3年半ぶりのネタもの上演。
いちおう「犬神家の一族」が下敷きになっていて、遺産相続や3つの宝などの大まかな設定は引きついで
いるものの珠世は玉男という男性になっているし、八ツ墓村なんぞも出てきたりしておどろおどろしさは
皆無のお笑いものに仕上っています。
オープニングは映画仕立て。岩に砕ける波頭。笑えます。
そしていきなり「オペラ座の怪人」のパクリから。このあたり、いいのかしらと思うほどパクッてます。
橋本じゅんの助佐衛門の死ぬ間際の物真似はどうやら日替わりネタらしく、私が観た日は美空ひばり、
三船敏郎(「娘の名前は忘れたが」に笑ってしまった)、森繁久弥(「死んでない!」の突っ込みあり)
などでした。 おいしいけど出番が少ないなと思っていたら、後半の犬滝神官でもしっかり登場。
ボケたおしにはわかっていてもやはり笑ってしまいます。
池田成志は「レッツゴー」のバカ忍者が個人的には好きだったので今回は少々物足りない感じ。
木野花さんの太郎子未亡人はさすがの存在感。裏切り者の犬になって古田のアドリブに困っているのが
かわいい。 村木よし子の大阪のおばちゃんは迫力ありすぎでちょっと…^^;
そして逆木圭一郎の助地大五郎のベタベタ変身ぶりは笑えます。山の温泉・蔵の中など、登場の仕方
はドリフのコントを思い出させられます。
原作での3つの宝『斧(よき)・琴(こと)・菊(きく)』の手の込んだ殺人も『茄子・斧・門』と下ネタ系の殺人
にすりかわってはいますが、大筋は犬神家をなぞっているので意外に支離滅裂な感じはあまりしません。
途中から流れは「デスノート」…そしてタイトルをよくよく見ればあら、「です。ノート」になってましたか!?
クドカンの情けない金田真一耕助之介もなかなかよかったです。道に迷って疾走するシーンはうまく映像
を組み合わせていて広がりを感じました。そしてラストの「頭ゴチッ!」も好き。
何にも考えないで笑ってハイおしまい!
いのうえ歌舞伎がどんどん大掛かりで豪華になってきて、それはそれですばらしいけれど、こういう原点回帰
のおバカなのもたまにやってくれるといいですね。楽しめます。
激戦の東京公演に比べてチケット余りまくり(?)の大阪公演。三谷のコンフィダントもそうだったけど、どう
して大阪は売れ行きが悪いのでしょう? 帰り際に二度目の観劇用にとチケットが販売されていました。
今ならお席が選べますって。 なんと贅沢なこと。
私は2階席(最速先行でとったのに!)でしたが観やすかったです。サンシャイン劇場の2階よりもずっと^^
シアターBRAVA! にも少し慣れたのかもしれません…
余談ですがBRAVAはトイレのシステム(一方通行)がとても合理的にできていてすばらしいです。
上演時間は15分の休憩を含めて2時間半ほど。
終演後地下鉄と迷った挙句ダッシュでJRに乗り、20分余りで鶴橋へ。アーバンライナーに間に合いました。
1時間に1本のこの電車に乗れれば名古屋までノンストップなので2時間で帰れます。のぞみの倍の時間
ですが運賃は半分。往復の差額で本多劇場クラスの作品が1本観れます。だから私は近鉄派('ー^*)v
社長放浪記 THE BEE [観劇]
『社長放浪記』
作:三谷幸喜
演出:三宅裕司
キャスト:伊東四朗 佐藤B作 三宅裕司 藤澤恵麻 山口良一 東貴博 伊東孝明 河本千明 中村メイコ
2007年6月25日(月)~7月22日(日) 本多劇場
ワンマンショー [観劇]
*時間が前後してしまいますが、更新が滞っていた間の記事も少しアップしていこうと思います*
6月23日に大阪IMPホールへ「ワンマンショー」を観にいってきました。
倉持裕の岸田國士戯曲賞受賞作です。
この作品は初演時のものがスカパーで放映され、その一部をチラッと見ただけ。
当時はやたらに長くて覚えにくい名前のこの劇団(?)には大して興味もなかったのですが、Agapeの
「しかたがない穴」で倉持裕という名前を知ってからは気になる劇団となりその不思議な感覚にハマって
しまいました。「よくわからないのにクセになる」…!
コクーン→スズナリ [観劇]
一月ぶりに東京遠征を決行したのはよいのですが無謀にも2日間で3本という過密スケジュール。
まずは「コクーン歌舞伎 三人吉三」から。
激戦に違いないと敢えて選んだコクーンシートのみが当選。Lサイドだったので下手が見切れる場面も
ありましたが、それでも楽日の観劇は初めて。
劇場内の独特の雰囲気と役者さんたちの気合にゾクゾクしっぱなしの3時間半でした。
犬は鎖につなぐべからず [観劇]
『犬は鎖につなぐべからず~岸田國士一幕劇コレクション~ 』
作:岸田國士 (犬は鎖につなぐべからず、隣の花、驟雨、ここに弟あり、屋上庭園、ぶらんこ、紙風船)
潤色・構成・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
振付:井手茂太
和装:豆千代
出演:松永玲子 みのすけ 村岡希美 長田奈麻 新谷真弓 安澤千草 廣川三憲 藤田秀世
植木夏十 大山鎬則 吉増裕士 杉山薫 眼鏡太郎 廻飛雄 柚木幹斗 緒川たまき
大河内浩 植本潤 松野有里巳 萩原聖人
2007年5月10日(木)~6月3日(日) 青山円形劇場
コンフィダント・絆 [観劇]
作・演出: 三谷幸喜
キャスト: 中井貴一(スーラ) 寺脇康文(ゴーギャン) 相島一之(シュフネッケル)
堀内敬子(ルイーズ) 生瀬勝久(ゴッホ)
ピアノ: 荻野清子
2007年5月10日(木)~31日(木) イオン化粧品 シアターブラバ!
ひばり…日々薄れゆく記憶 [観劇]
『ひばり』
作:ジャン・アヌイ 翻訳:岩切正一郎
演出:蜷川幸雄
CAST:松たか子(ジャンヌ) 益岡徹(コーション) 壌晴彦(異端審問官) 磯部勉(検事)
横田栄司(ラドヴニュ師) 橋本さとし(ウォーリック伯爵) 山崎一(シャルル)他
2007年2月7日(水)~28日(水) Bunkamuraシアターコクーン
私はだれでしょう [観劇]
こまつ座第81回公演 『私はだれでしょう』
作:井上ひさし
演出:栗山民也
音楽:宇野誠一郎
振付:井手茂太
出演:浅野ゆう子(川北京子) 梅沢昌代(山本三枝子) 前田亜季(脇村圭子)
大鷹明良(佐久間岩雄) 北村有起哉(高梨勝介) 川平慈英(山田太郎、他)
佐々木蔵之介(フランク馬場)
ピアノ演奏:朴勝哲
2007年1月22日(月)~2月25日(日) 紀伊國屋サザンシアター
地獄八景・・浮世百景 [観劇]
北九州芸術劇場Produce
『地獄八景・・浮世百景』
監修:桂米朝 脚本:東野ひろあき 演出:G2
出演:砂糖アツヒロ 高橋由美子 山内圭哉 松永玲子 小松利昌 出口結美子 桂吉坊
市川笑也 桂吉弥 升毅 松尾貴史
2007年2月9日(金)~18日(日) 世田谷パブリックシアター