迎春生菓子2007 [和菓子(関西)]
あけましておめでとうございます
昨年はブログを始めたことで新たな出会いにも恵まれ、充実した一年を送ることができました。
ささやかなスペースではありますが今年もマイペースで続けて行ければと思っています。
2007年もよろしくお願い申し上げます。
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2007年最初の記事はやはり甘いものから♡
京都の高島屋で「季節生菓子コーナー」というのを見つけました。
生菓子はどこのデパートにも売っているんですが、ここのすごいところはお店の枠を超えて
さまざまな種類が一つのケースに並んでいることです。
A店のおまんじゅうとB店のきんとんを一つの箱に入れてもらえる。
生菓子でこういう買い方ができるデパートに出会ったのは初めてです。
40種くらいの生菓子が並んでいる様は圧巻でどれを買うかでずいぶん迷いました。
さすがは京都。
お正月といえば花びらもちなのでしょうが、みそあんとごぼうの良さがいまひとつわからない
のでお正月らしい造形の普通の生菓子を選びました。
◆本家玉壽軒 『福の亥』
やはり「亥」の文字が入ったものは一つは買わなくては(^^
そば粉の入ったこしあんの上用まんじゅうです。 そばの風味がほんのりと。いいですよ。
◆本家玉壽軒 『門松』
少し印象の弱い門松ですけど(笑) こちらは普通のこしあんの上用まんじゅうです。
外側はしっとり、中はおいしいあんこで地味な外見ながらお味のほうがしっかりしています。
◆亀屋良長 『初春』
あざやかな紅白のきんとんで中はつぶあんです。
水分がやや少なめの印象を受けるのはとろろが少ないからでしょうか。
つぶあんじゃないほうがよかったなぁ…
◆総本家駿河屋 『初参り』
オレンジ色が印象的な練切です。初詣の鈴をかたどっているのでしょうか。
中は白あん。かなり固めの練切に仕上がっています。
◆京都鶴屋 鶴壽庵 『福寿草』
福寿草です。春ですね。
青上用あんと卵あんですが、黄身の風味がこっくりとしていて、とてもおいしかったです。
◆塩芳軒 『初日の出』
最後の一つを決めかねていたらお店の方に勧められたのがこれ。
外側に透けて見えるつぶつぶは白小豆。中は白あんですが白小豆のあんなので
クセがなくすっきりとした味でした。
これが一番好き♡