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禿はチビ!?…へぇ~ [観劇]


『禿禿祭(はげちびさい)

        

演出・構成:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:高橋克実/八嶋智人
2007年1月16日(火)~21日(日)
世田谷パブリックシアター


「トリビア」コンビの二人が送るイベント「禿禿祭」 読みかたは「はげちびさい」
初めてチラシを目にしたときは誤植かと思いました。
<禿>がなぜ<チビ>になるのかずっと今日まで疑問でしたが。
何でも以前トリビアで、昔は「禿」を<チビ>と読んでいたことが紹介され、それがきっかけに
なって今回のイベントのタイトルになったそうです(へぇ~)




開演前・休憩前の諸注意はナイロン100℃の村岡希美。立ち見も出るほどの盛況でした。
希望日のS席はすべて外れ。ようやく3日目のA席が取れました。
世田谷パブリックセンター初の3階席を経験しました。後ろを気にせず身体を多少乗り出せる
のはうれしいのですが、くつろげる席ではありません。高所恐怖症の人には無理かも。
ある意味すごいです。


              


二部構成になっていて一部は岸田國士の「命を弄ぶ男ふたり」の上演
二部は日替わりゲストとのトークなどとなっています。

「命を弄ぶ~」は40分余りの作品です。
線路脇の土手の下で自殺しようとする二人の男が偶然出会います。
自分がいかに死ぬに足るきちんとした理由を持っているのだと主張し合い、かわるがわる
列車に飛び込むが失敗。
相手の身の上に同情し合い、あなたこそ死ぬに足るだけの理由をお持ちだと互いに自殺の
優先権を譲り合う。
ついには今日のところは一杯やって日を改めて実行しようとか、私があなたの自殺を見届けて
あげようとか言い出し、最後は肩を組んで舞台の袖へとはけて行くのです。

自殺志願という一見重そうな始まりなのに、高橋・八嶋の持ち味もあって笑いどころがたくさん
の仕上がりになっています。ぬーぼーとした雰囲気の高橋と片やうっとうしいくらいテンションが
高くてキレのよい動きの八嶋の取り合わせのテンポがとてもおかしい。

 

そして第二部。1月18日のゲストは笑福亭鶴瓶。
テーマは「スジナシのあり方」
普通のトークでなく、鶴瓶の番組「スジナシ」を3人でやるという企画でした。
4つのテーマから拍手の多さで選ばれたのが
     「幸せをよぶ魔法の剣がある場所への階段を上がってくると」
いやぁ 笑わせてもらいました。話がどういう風にころがって行くのか、3人の探りあい
がおかしくて楽しくて、予定時間を20分も過ぎての終演となりました。

 

 

     ********
開場にはWOWOWのカメラが入っていましたが、二部は毎日内容が変わるのですべてを
録画しているのかもしれません。
(V6の三宅クン、高橋ひとみさんなど芸能人もけっこう来ていたようでした)


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