鎌倉花だより [街歩き・旅(関東)]
1月とは思えない春のような陽気の31日、花を探して鎌倉へ出かけました。
午後からだったので時間の制約はありましたが、暖かだったおかげで日がかげり始める頃まで
に4つのお寺を訪ねることができました。
上の写真は郵便局近くの「本覚寺」の白梅です。
このお寺は鎌倉七福神のひとつで、境内の日当たりがとってもよいので他の場所にある梅も
かなり咲いていました。
1枚目の写真は右端にある梅なのですが、見えますか・・・?
裏門近くには紅梅も植わっています。
三脚を据えてずっと撮影している方がいたのですが、お願いしてササッと撮らせてもらいました。
シロートはこれで充分 ^_^
次は「宝戒寺」
この時期は梅と水仙が美しいと聞いていましたが、水仙はごくわずかだし梅もまだまだという
感じでした。それでも他にめずらしいものに出会いました。
「むくろじ???」 植物には疎い(恥)
物知りの友人によると、無患子の果実にはサポニンが含まれていてその昔は石鹸の代用と
して使われたそうです。そして種は黒くて固いので羽根つきの羽根の玉に用いられるとか。
10メートルくらいはあるのではないでしょうか。見上げるとはるか上に丸い実らしきものが見え
ます。3倍ズームのコンパクト機ではこれが限界だ・・・
雪囲いもされていますが(中味は何だろう?)この冬はこのまま不要になるかも。
人の少ない場所を探して来迎寺へと向かいました。
お目当ての水仙は咲いていましたが想像していたよりもずっと少ない株数でした。
梅はまだ時間がかかりそう
民家の塀の上から蝋梅が見えました。見ごろですね。
今日は後にも先にも蝋梅に出会えたのはこれ一度きりでした。
蝋梅の後ろには白梅の枝が見えます。両方楽しめるなんてぜいたくだこと。
最後は報国寺です。
水仙が美しく咲いていました。12月に訪れた時は工事中だった山門はすっかり新しくなっていました。
初めてだという友人と竹林を見学しようと受付に向かったのですが、4時までだということで(少し
過ぎていた)入れませんでした。冬の間は閉門が早いのかもしれません。
水仙と競うかのように裏口そばにある白梅が香りをはなっていました。風の向きでしょうか、頭上
から香りが降りそそぐようでした。
竹林には入れなかったけれど、梅の香りに出会えただけで満足できました。
この次は瑞泉寺の梅が盛りになる頃に訪れたいと思っています。3月初め頃になるのでしょうか。