梅むらの豆かん

　　　　　　　　　　

ほおずき市の喧騒がまるでうそのように言問通りまで来ると人の姿が少なくなります。
通りからさらに少し路地を入ったところにある甘味処「梅むら」
豆かんが秀逸とは聞くものの、駅から少し距離があるので今までなかなか機会がありませんでした。
営業は午後１時から６時までととても短い時間です。雨の中傘をさして並びました。

中は決して広くはありませんが、みなさんささっと食べて出てこられるのでさほど待たずに入れました。
カウンターの向こうではご主人が無造作に寒天と黒豆をバッと掴んで次々と容器に入れてらっしゃる。
お寿司屋さんと一緒で量ったりしなくても適切な量が入っていくのでしょう。職人技です。

 

 

　　　　　　　　　　

これが豆かん。　豆かんといえば今まで赤豌豆しか食べたことがなかったので、この黒豆（？）には驚きました。
つやつやと光って器いっぱい、寒天がほとんど見えません。

 

 

　　　　　　　　　　

豆の柔らかいことにまず驚きました。そして寒天も磯の香りがかすかにして美味♡　ゴリゴリした感じは全く
ありません。黒蜜もあっさりめだと思います。
今まで味わったことの無いおいしさに、気がつけばガツガツとかきこんでいましたσ(^_^;
そして食べ終えると同時にお土産用を注文してしまいました。
本当はその場でもう一杯食べたかったくらい。　文句なしに今まで出会った豆かんの中では№1
「死ぬまでにもう一度食べたい甘味リスト」入り堂々の決定です
　　

 

 

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　友人が注文したみつまめにも黒豆が惜しげもなく入っていました。

 

 

 

 

　　　　　　　　　　

そしてせっかくここまで来たのだからと、「小桜」のかりんとうも買って帰ることにしました。のれんにも桜の花びら
が散っていてかわいらしい。

 

 

　　　　　　　　　　

小桜のかりんとうは元々料亭「福し満」のお客さんのお土産用として作られていたものだとか。それが評判を
よんでかりんとうのお店を出されたそうです。隣に「福し満」の建物がありました。

 

 

　　　　　　　　　　

いろいろ買い込んでしまったので、一番小さな巾着を一袋だけにしました。中味は細口です。
後ろは湯島の「花月」のかりんとう。以前は風呂敷包みのを買っていたのですが、赤い缶がかわいいので
集めはじめました。

 

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少し早い夏休みをということで明日から旅行に行く予定でした。ところが運の悪いことに大型の台風４号が。
１５日朝は東海地方に最接近するそうなので念のため一日早く東京まで出て前泊することになりました。
「ダンダンブエノ」今夜観る予定だったのに(/_;)　　
台風もせっかくの３連休を狙ってやってこなくてもね…
そういうわけで無事に出発できますれば来週半ばまでしばしの間留守にいたします　<(_ _)>