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おくたのみたらしと湖月 [和菓子(関西)]


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前回「だんご庄」のだんごで終わったのでだんごつながりということで・・・

6月のことになりますが、奈良市西寺林にある「おくた」のみたらしを食べてきました。
奥の丸い形が甘口、手前の平べったい方が辛口です。
最近主流のみたらしは<柔らかだんごプラス甘くてトロリとしたタレ>ですが、「おくた」のは昔懐かしい
硬めでしっかりしただんご。それに醤油味のタレがかかっています。
醤油のこげた部分がこれまたおいしい♡


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お店は猿沢池から南へ入ったところにひっそりとあります。うっかりすると通り過ぎてしまいそうな
小さなお店で、おばあちゃんが焼いています。
みたらしはやっぱり醤油味! 奈良駅近くに支店もありますがこの雰囲気が捨てがたい。







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訪れたもう一軒は近鉄奈良駅の噴水前にある「湖月」
こちらも古いお店です。奈良に行く度にいやでも目に入るもののなかなか立ち寄る機会のない店の
ひとつ。 店内に入るのは20年ぶりくらいでしょうか。
奥に甘味処が併設されていて、坪庭を眺めながらゆっくりと過ごすことができます。







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湖月の名物のひとつがこれ。奈良の焼き物、赤膚焼きの器で供されるおしるこです。
「おしるこ」といえばやっぱり関西人にはこれですね。
熱々でとろりとしたこしあんに焼きたてのおもちがたまりません。





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そしてもうひとつの名物がこのジャンボみかさ。
近頃でこそ「どら焼き」というようになってきましたが、もともと関西では「みかさ」と呼んでいました。
三笠山の形に似ていることからきているのかもしれません。

ごらんの通りの巨大サイズ。いつものお気に入りどらやきを隣に置いてみました。
直径は約16センチ、重さにいたっては500グラム近くあります。
つぶあんとこしあんの2種類ですが両方買うのはさすがの私も胸やけしそうで迷ったあげく
つぶあんを購入。

原材料:小豆・小麦粉・砂糖・卵・膨張剤 
防腐剤は使用していないので日持ちは7日間です(脱酸素剤封入)





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とても一人で食べきれるサイズではありません。6等分してみましたが、これで丁度よいくらい。
つぶあんは固め。表面のキメは細かくきれいですがやはりその大きさからでしょうか、皮が
真ん中で割れてきます。
全体に水分が少ない感じなので一度にたくさんは食べられません。

昔は内祝いなどで時々いただきました。日常に食する物ではなくてやはりそういう用途で用いられる
ことが多かったのでしょう。今はこれだけ大きいと敬遠されるのでは?とよけいな心配をしてしまい
ました^^;







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そこここで物議をかもしている「せんとくん」と「まんとくん」が一緒にシャッターに仲良く納まって
いるのに出会いました。
どうしても好きになれないせんとくん。あちこちで取り上げられて宣伝効果という点ではすでに
充分な働きをしたようですが。


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