飛鳥光の回廊 [街歩き・旅(関西)]
9月18・19日と奈良の明日香村で行われた「飛鳥光の回廊」に行ってきました。
例年ならばこの時期は村内一帯に彼岸花が咲き乱れ、彼岸花祭りが開かれるのですが
今年は異例の猛暑のため棚田の土手にもまだ赤い色はほとんど見られず、花のないまま
お祭りを迎えました。
彼岸花祭りが始まってからこんな事態は初めてだそうです。
8回目となる今年の「光の回廊」では主だった会場で彼岸花のモチーフが多用されていて、
これが非常に美しいものでした。
石舞台、、飛鳥寺、岡寺など村内の主なスポットに灯りがともります。
私は今年も伝板蓋の宮から。
背丈を超える位の竹製の支柱に彼岸花が咲き、芯には電球が仕込まれています。
写真後方に見えるのは川原寺と橘寺。
そちらにも灯りがともります。
夕日に照らされる彼岸花。そろそろ点灯の時間です。
空の色の変化とともに彼岸花が妖しいまでの美しさを見せ始めます。
高松塚古墳周辺の会場には毎年「光の地上絵」が描かれます。
昨年は玄武・青龍・朱雀・白虎の四神でした。
今年の絵は?と期待しながら眺めるもごらんのとおり。
う~ん 何でしょうね?
階段を上って展望台から眺めた絵です。
今年は古墳壁画にあった女性像でした。
「あっ、そうか!」と気づく人もいれば「そぉ…?」と感じる人もいるかも。
私は「うん、似てる似てる」と思いましたが。
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9月22日は中秋の名月でした。
あいにく雨が降ったので月をながめることはできませんでしたが、月見だんごだけは
買ってきました。
名古屋の月見だんごは独特の形をしています。
里芋をかたどったものだそうで、甘い味がついています。まんまるの形やあんこで巻いて
あるものを見なれた目には奇妙に映りますが、月見だんごも地方によって違うのですね。