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2011初詣 [街歩き・旅(関西)]


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      あけましておめでとうございます。

      4年ぶりに関西でお正月を過ごしました。
      元旦に奈良市の春日大社へ初詣。
      南門の屋根の上には前日からの雪が少し残り、厳しい寒さの中新しい年を迎えました。
      やはり寒さのせいでしょうか、お参りの人が少ないような気がしました。

   
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      二の鳥居を入ってすぐ左手にある「伏鹿の手水所(ふせしかのてみずしょ)」

      奈良に住んでいた時は大晦日の夜、日付が変わる頃にお参りをしていました。
      いつも参道いっぱいに人がぎっしりで手や口を清められるような状態ではなかったため、一度も
      すすいだことがありませんでした。
      
      参拝の手順としてはここで手と口を清めた後、すぐ隣にある「祓戸神社(はらえどじんじゃ)」に
      お参りし、さらに本殿へお参りというのが正しいのだそうです。
      初めてお作法にのっとりゆっくりとお参りしました。

     

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      春日若宮へと続く参道。

      立ち並ぶ灯籠が美しいです。
      春日大社には全国から寄進された数多くの灯籠がありますが、少しずつ形が異なっていて
      鹿が彫られているものも多く見られます。
      時代もさまざまですがこうして並ぶと美しいですね。



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      3日には橿原市にある橿原神宮へ。
      明治23年創建の神武天皇を祭神とする神社で毎年多くの参拝客でにぎわいます。
      後方に見えるのが畝傍山です。



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      橿原神宮は縦4.5m横5.4mもある巨大な干支の絵馬が飾られることでも知られています。
      作者は日本画家の上村淳之氏。上村松園のお孫さんにあたる方です。

      左隅に写っている女性と比べるとその大きさがわかっていただけるかと思います。
      初詣の期間は絵馬の前で記念撮影する人が多いので絵馬だけを撮るのはなかなか難しい…

      この絵馬、私が小学生の頃にはすでにありました。
      昭和35年に皇太子殿下の誕生を記念して設置されのがきっかけだそうですが今では橿原神宮の
      ともいえる存在になっているようです。
      以前は確か外拝殿に向かって左側に設置されていたように記憶しているのですが、今では右側に。
      数年の間に変わったのでしょうか。



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      橿原神宮のお土産といえば「埴輪まんじゅう」です。

      カステラ生地の中にこしあんが入ったおまんじゅうで東京の人形焼きや大阪の釣鐘まんじゅう
      のようなもので特に目新しいものではありませんが、あっさりとしたこしあんで食べやすい
      おまんじゅうです。日持ちもします。

      私には懐かしい味です。
      10年ほど前にご主人が亡くなってから後継者がなく、製造を辞められたと聞いていたのですが
      後に別の会社が復刻して再び販売されるようになったそうです。
      駅構内の売店で2個から買えるので久しぶりに買ってみました。



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      お正月らしい兎のお菓子をいただきました。

      源吉兆庵の「干支菓子 卯」です。
      
      白い羊羹の中に薄紅色に染めた白小豆が入っています。白にピンクだけで兎を想像させる。
      和菓子ならではの感覚ですね。  

                  
      
      

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