歳末さんぽ

　　　　　　　　　　
　　　　　　クリスマス寒波の東京はキンと冷たい空気がかえって気持ちよい朝でした。

　　　　　　出来立てどら焼きを買いに上野うさぎやに出かけたついでに御徒町からＪＲ線の高架をくぐって東へ
　　　　　　進み、蔵前から浅草橋界隈をあてもなくぶらぶらと歩いてみました。

　　　　　　写真は蔵前橋。お相撲さんがデザインされた黄色の欄干はけっこう目立ちます。
　　　　　　そういえば白黒テレビで相撲中継を見ていた子供の頃、国技館は蔵前にありましたっけ。
　　　　　　国技館が両国に移ったのは１９８４年。
　　　　　　この橋のすぐそばが蔵前国技館の跡地であり、現在は都の下水道局になっています。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　御徒町から蔵前に行く途中にある鳥越神社。
　　　　　　　　　　　　 正月飾りの店が準備中でした。



　　　　　　　　　　
　　　　　　蔵前神社
　　　　　　
　　　　　　勧進相撲発祥の地ということで玉垣には日本相撲協会の文字や横綱の名前があります。
　　　　　　また落語の「元犬」は蔵前神社にいた野良犬の噺ということで境内には像も建てられています。

　　　　　　狛犬は先の鳥越神社のものと同じく九世八柳五兵衛作のもので台座に刻まれています。
　　　　　　りっぱな顔つきの狛犬です。



　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　浅草橋近くの和菓子屋さんで見かけた歳末らしい光景。りっぱな鏡餅です。
　　　　　　　　　こういう昔ながらの鏡餅を飾るお宅はどんどん少なくなってきているのでしょうね。

　　　　　　　　　
　　　　　　



　　　　　　　　　　
　　　　　　渋谷の劇場に行く前に少し時間があったので明治神宮にもお参りしました。
　　　　　　前は通っていても鳥居をくぐるのは初めてです。
　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　本殿左にある夫婦楠
　　　　　　縁結びにご利益があるとのことで若いカップルが熱心に手を合わせていたのが印象的でした。



　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　１２月は１６時に閉門になるので清正の井戸には行けませんでした。
　　　　　　出口へ向けて歩いている時にまるで人の顔のような木を見つけました。
　　　　　　まるで今にも話しかけてきそうではありませんか。
　　　　　　明治神宮はパワースポットとしても有名なのだそうですね。
 　　　　　 気持ち悪さは全く感じませんでした。　むしろこんな場所だからこそ木が話しだしても
　　　　　　不思議じゃないかもなどと思いました。
　


　　　　　　　　　　
　　　　　　今年最後の街歩きで見つけたおいしいものを。

　　　　　　東神田のビルの間にある「亀屋大和」のお団子。
　　　　　　甘口とろりのみたらしのように見えますが、しっかり醤油味。でもほんのりと甘みもあって
　　　　　　好みのお団子でした。
　　　　　　黄味しぐれも一緒に求めましたが断然お団子の方がおいしかった。

　　　　　　下は浅草橋の駅そばのおにぎり屋さんのランチサービス（店名は忘れました）
　　　　　　好みのおにぎり１個に鶏のからあげ、コロッケ、きんぴらごぼう、漬物がついて２００円。
　　　　　　かなり大ぶりのおにぎりでデパ地下の高級にぎりの倍くらいの量がありました。
　　　　　　おにぎり単独の値段が１３８円。
　　　　　　下町グルメ、うれしいですね。
　　　　　　

　　　　　　2010年もいよいよ終わりです。
　　　　　　この一年ブログにおいでくださったみなさまにお礼申し上げます。
　　　　
　　　　　　2011年がみなさまにとってよい一年でありますように。

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あんこ

　　　　

タグ：蔵前　浅草橋　明治神宮　亀屋大和