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北鎌倉の和菓子 [和菓子(関東)]


          

北鎌倉にある「松花堂」さんに「あがり羊羹」を買いに行きました。駅を出て東慶寺と反対
方向に歩くとすぐに看板が見えてきます。

 


        

             


あがり羊羹とは江戸時代、尾張徳川家(大納言様)へ謙譲され茶道羊羹として用いられた
ものだそう。大納言様へさし上げるという献上の意より名づけられたそうです。

『<特徴> 水羊羹と(栗)蒸し羊羹の中間くらいの柔らかさで、弾力があり、あっさり
        (淡白な)とした、生菓子タイプの羊羹です。冷やしてお召し上がり下さい。』
                                           ~栞より~

          

 

           

原材料は<小豆・砂糖・小麦粉>
小豆色というよりも藤色。「山田屋まんじゅう」の色に似ているかな。
とても柔らかくて箱から出すとクニャリと曲がりそう。冷蔵庫でしっかりと冷やしてから切り分け
ました。

 

 

           

水羊羹に比べるともちもちしています。生ういろうに似た感じだと思いました。小麦粉が使わ
れているからでしょうか。あまり甘くなくてさっぱりしています。冷たくしたせいもあってつるん
と喉を通ってゆきます。二切れはあっという間でした。

 

 

 

 

          

今回の鎌倉行きのもうひとつの目的は「こまき」のわらびもち。
よいわらび粉が手に入らない年は作らないこともあると聞いたので3月の初めに問い合わせ
たところ、今年は作る予定ですがはっきりとした日にちは決まっていませんということでした。
そして今年は桜の開花が早そうなのでわらびもちの期間は短くなるかもしれませんと(花の
時期になると煉切を作るそうです)
そして10日頃に再び訊ねて予約をお願いしました。
おいしいあんこもののためには手間を惜しんではいけません ^^ゞ

 

 

          

頑張って平らに持ってはいたのだけど、いかんせん一日歩き回ったもので帰宅すると丸かった
はずのわらびもちが四角になっていました(涙)  柔らかいものねぇ。

 

 

          
          本来はこんなにきれいな姿なんですが…

 

 

          

            あん入りわらびもちです。きなこは多すぎず少なすぎず。

 

 

          

わらび粉の部分はごく薄く、しっかりとこしあんが詰まっています。あんはよくさらしてある
ようでしっとり。バクバク食べるのものではありません・・・


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