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一幸庵 [和菓子(関東)]


          

下書きに入れたままアップしていなかった以前の記事がいくつかあるので少しずつアップしていきます。
よろしければおつきあいください。 

昨年の12月 私の甘いもの好きを知っている同僚2人から相次いで「テレビで一幸庵というお店の瓶入り餡子
のことを放送していたわよ」という情報をもらいました。
それまでにも一幸庵の名前はあちこちで目にしていましたが生活エリアからは遠く、行く機会が持てないまま。
それでも瓶詰めの餡子のことは以来ずっと気になっていて、とうとう行ってきました。

 

          
これが瓶詰めの餡子たち。全部で3種あります。“ANN”と洋風のお名前がついてます。“E”がつかない
アンのようです(わかる人だけわかる話^^)

 

 

          
  大納言。とてもきれいに揃った粒に驚きます。小豆そのものを炊いてあるのがよくわかります。

 

 

          
 こしあん。ものすごくさらしてあって、でも小豆の風味はしっかり残っていてこしあん好きにはたまりません。
白玉は白玉屋新三郎の粉で作りました。年に何度か東急東横店の催事に出ているので利用していたのですが
これでストックがなくなってしまいました。(この後名古屋駅前のミッドランドスクエアに出店してきた富沢商店に
白玉粉を買いに行きましたが、町田の本店とは全く違ってえらくおしゃれになっているのに驚きました!)

 

 

          
白小豆の瓶詰めなんてなかなか口にする機会がないですね。もったいなくて少しずつ取り分けてそのまま
いただきましたが、文句なしにこれが一番!繊細で品のある甘さです。

 

 

 

          

開店と同時だったので生菓子も少し購入できました。後列左から「松の実みのる」「わらびもち」前列左から
「河原撫子」「麦手もち」

 

 

      
      

一幸庵のわらびもちは有名だそうです。雑味のないこしあんは藤色でやわらかなわらびです。芳光のと似た感じ。
河原撫子は薯蕷の入った煉切なので写真の感じよりもずっとずっとふわっとしています。
麦手もちは和風マシュマロといった感じ。素朴だけれど後をひくおいしさです。

 

 

 

 


そしてせっかく茗荷谷まで来たのだからと隣駅の後楽園で下車、「小石川後楽園」へと向かいました。

          

すぐそばには高いビルがたくさんあるのに一歩中に入ると圧倒的な緑、ここが東京であることを忘れさせて
くれます。園内は絵を描く人、散歩する人、俳句をひねる人、写真を撮る人、昼寝をする人…仕事途中と思える
サラリーマンやOLの姿もありました。一人できている人も多かったです。園内はベンチもたくさんあり、美しい
彩りのお弁当も販売されています。 散歩道をめぐり、のんびりお弁当を食べて気持ちよい風にふかれていると
2時間余りがあっという間に過ぎていて、何だかとてもぜいたくな気持ちになりました。

 

 

          
           
江戸時代からの風景の向こうに見えるのは東京ドーム。

 

 

          

「円月橋」  橋が水面に写る形が満月になることから名づけられた橋だそうです。
朱舜水の設計と指導により名工駒橋嘉兵衛が造ったもので、後に吉宗が江戸城吹上の庭に同じものを造ろう
としたが果たせなかったそうです。   本当に満月のように美しい円ですね。
また小石川後楽園の外壁には江戸城外堀址から出土した石が使われていて、それも間近にみることができます。

 

 

        


    
              

帰りは飯田橋から大江戸線を利用しました。改札口からエレベータを使いましたがホームまでの時間の長いこと。
表示を見ればホームは何と地下6階にあるのでした! 大江戸線は深い所を走っているのは知ってはいましたが
地下6階とは思いもしませんでした。都交通局のサイトによれば飯田橋ホームは地下32.1m。そして飯田橋よりも
深い場所にある駅がいくつもあり(新宿・東中野など)一番深いのは六本木駅の内回りホームの地下42.3mだそう
です。 ちなみに42.3mというのはビルの10階くらいにあたるのだとか。
建築中の池袋~渋谷の副都心線ですか、それはどれくらいの深さの場所を走るんでしょう。考えると恐ろしい
ような気がします…


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