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うさぎやくらべ その1 [和菓子(関東)]


          

いまさらの感もありますが、どらやきの「うさぎや」
阿佐ヶ谷だけは一度どらやきをおみやげにいただいただけで今まで一度も行ったことがありませんでした。
10月の上京時、昼のパルコ劇場開演まで時間があったので大急ぎで東京駅から中央線に乗りました。
JR阿佐ヶ谷駅から歩いてすぐの場所にあるお店は日本橋・上野と比べるととても庶民的な店構えで
町の和菓子屋さんといった風情。
みたらしなどのお団子類も並んでいます。お客さんが次から次とひっきりなしに入ってきます。


          

          包装紙も3店それぞれが違っていておもしろい。

 

 

     

(左)うさぎまんじゅうとみそまんじゅう。うさぎはひとつずつ顔の表情が違っていてかわいらしい。サイズは
直径4.5センチくらいの小ぶりです。「うさぎや」の焼印が押されたみそまんじゅうは、皮にみその風味が
たっぷりの素朴なまんじゅうです。どちらも中はこしあん。

(右)「うさぎや餅」 白玉粉でできたおもちに黒ゴマとくるみの刻んだものが入っています。甘味を抑えた
きなこがまぶしてあります。ビニールで風呂敷のように包んであります。日持ちもするので買い置きに
ぴったり。

 

 

          

そして包装もかわいらしいどらやき。以前にいただいた時はあんがしっかり煉ってあって少し固めで
皮もボリュームがあるなという印象でした。こちらのどらやきは賞味が製造後3日間となっています。

 

 

          

どこかで「みかさは口がぴったり閉じているものをいい、どらやきは口が開いているものをいう」と読んだ記憶
があるのだけれど本当なのかどうか…
阿佐ヶ谷のどらやきは口が開いています。そして写真ではわかりにくいですが皮は裏側も焼いてあります。

 

 

          

二度焼いてあるからでしょうか、皮の空気孔が途中で二層になっているのがわかります。上野と違うところですね。
あんこは実にたっぷりで甘味もしっかり。やはり練がしっかりで水分は少なめに思います。
重量は120gありました。ずっしりとした重みを感じます。

 

 

          

こちらのうさぎやは店内に少しですがテーブル席があってあんみつとみつまめを食べることができます。
どらやきの他にこれも目的のひとつでした。

 

 

          

まよわずあんみつを注文。たっぷりとした求肥と寒天、赤豌豆、あんだけのシンプルなあんみつです。
私はあんみつの杏が苦手なので、とてもうれしい組み合わせです。
求肥がとてもおいしい。そしてしっかりした甘さのあんこに優しい黒蜜。飾り気のない分おいしさが
ひきたつようなあんみつでした。これで350円という安さ。いいのかしらと思ってしまいます。
はるばる行った甲斐がありました。ごちそうさま。

 


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