京のみたらし [和菓子(関西)]
夫の京都みやげ 「みよしや」のみたらしです。
四条通は南座の近くにあるみたらし専門のお店なのですが、夕方からしか営業しないらしいので
開いているときにめぐりあうことがそもそもめったにない。
口にするのは何年ぶりでしょう、長い時間並ばないと買えないのでかなりうれしいおみやげです。
持ち帰り用はこんなふうに竹の皮に包んでくれます。ビニールの紐でキュッと縛ってある姿が気取りが
なくいい感じ。
写真は10本入りで結構ずしりとした重みがあります。
炭火焼のこげ目がついた色白のお団子は上品に小さめサイズ。
団子の数は4個。ひとつめとふたつめの間は少し間隔があいています。
しっかりと歯ごたえのある団子は私の好み。
たっぷりと添えられたさっぱりとしたたれは、とろりと固まっているので、団子をからめていただきます。
このたれのおかげで硬くなるのが防げているのかも…?
小ぶりなこともありますが2、3本はあっという間^^
みたらし団子は京都が発祥の地といわれているのだとか。
有名な「加茂みたらし茶屋」のも5個の団子のひとつめとふたつめの間があいています。
これはお供えの人型を模したもので、ひとつめは頭、残りの4個は手足を表しているという説。
あるいはその昔後醍醐天皇が行幸の折りに御手洗池で手を洗われた時、浮いてきた泡の様子を
模したものという説もあるようです。
「みよしや」のみたらしにはきなこバージョンもあります(値段は同じらしい)
竹の皮を開けると中にはたれのからんだみたらしと「これでもか」といわんばかりのきなこ
「みたらしにきなこ…?!」 と思われるかもしれません。ごらんのように見た目も美しいとはいえないし。
私も食べるまではそう思いました。
ところがさっぱり系のたれのおかげでしょうか、きなこがとても合うのです。
歯ごたえのある団子と独特のたれ。
個性的なみたらしです。運よく出会えたら並んでも買うべきだと思います☆
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