佃島から月島へ [街歩き・旅(関東)]
7月 ベニサン・ピットでの「ウドンゲ」観劇の前に時間が空いたので佃島に行ってみました。梅雨が明けて
ギラギラした日差しの中、汗をふきふき地下鉄の月島駅から歩く。
江戸情緒を残す船だまりの後方に林立するタワーマンションの群れ。なんとも不思議な風景に思えます。
真っ赤な佃小橋のたもとの古いビルの側面に煙突のようなものと「日の出湯」という文字が見えます。
もしかするとお風呂屋さん? 下町の風景とタワーマンションをつなぐのがビルのお風呂屋さんというの
も何かこの街を象徴しているようでおもしろい。
住吉神社は江戸時代に建立され、町の中心的存在だそうです。三年に一度大祭が行われ
ちょうど今年はその年にあたります。
あちこちにお祭りのポスターが貼られ、準備が進められていました。
8月の本番まであと少し。
路地で手押しポンプ発見。東京を歩くと意外なことにこういうポンプが今も現役で
残っているのに出合えます。
佃島に来たからには佃煮を買わなくては、ということで「天安」へ。風格のある店内はお客さんでいっぱい。
あさりの佃煮・きゃらぶき・江戸風味というふりかけを購入。
あさりの味付けはお江戸風で関西人の口にはやや辛いです。
佃煮を買った後は月島へ。歩いてもすぐなのだけどとにかく暑い! 暑気払いには熱い物をというけれど
さすがに食べる気にはなれずもんじゃストリートは横目で眺めるだけにとどめました。
ずらり並んだもんじゃのお店。写真では閑散としているように見えますが実際は日陰をたくさんの人が
歩いています。
月島のお菓子のひとつめはこれ。
貼紙を見て思わず買ってしまった「月島まんじゅう」は「古埜木堂」さん。こしあんに栗が一粒丸々
入っています。
暑さに耐えかねて入った「タンプルタン」の「丸ごとりんご」という名前のリンゴのパイです。
写真は半分、かなりのボリュームなので半分はお持ち帰り用に箱に入れてもらえます。
ちなみに「タンプルタン」とはアーモンドプードルと砂糖を同じ割合で混ぜ合わせたものだそうで
中央に入っているのがそれなのかも。
月島から大江戸線で森下へ。今まで気づかなかったけれど駅構内の床にこんなものを見つけました。
芭蕉の街ですものね。