台北1 [街歩き・旅(その他)]
7月に台湾に行ってきました。 2泊3日と短いので台北市内だけですが。
目的は故宮博物院をゆっくり見学することとお茶の購入。
あまりよくばらずに自分たちのペースで回ろうという計画です。
空港を出たとたん、気温もさることながら予想以上の湿度の高さに驚きました。まとわりつくような暑さ!
じっとしていても汗がふき出てきます。
中正記念堂。蒋介石を記念して建てられた壮大な建物で台湾の歴史を知ることができます。周囲は公園
として整備され、園内の一角には国立劇場や音楽ホール(工事中でした)があります。地下は広大な駐車場
として利用されているそうです。
(訪れた時は猛烈なスコールだったので別の日に外観だけ改めて撮りに行きました)
龍山寺。 台北最古の格式高い寺院です。
いつでも誰にでも無料で開かれている寺院で、入ってみるとそこここの柱の陰で熱心に祈っている人の姿
が目につきます。日本のお寺よりもずっと敬虔な雰囲気に満ちています。
たくさんの花やお供え物にあふれた境内には仏教以外に道教や民間信仰の神様も祭られています。
中国ではお供え物はすべて持ち帰るのだそうです。
寺院全体に施された精緻な彫刻がすばらしい
屋根の上で向かい合う龍。爪が4本なのには理由があるそうです。中国では爪が5本の龍は皇帝以外は
使うことを許されていなかったのだとか。
ホテルでひとやすみしてから夜市に出かけることにしました。ホテル内には免税店、近くにはブランドショップが
たくさんあるのですが興味のない者にとっては夜市のほうが魅力的。
はじめてのMRTです。
ICカードの一日乗車券もあります。左の写真がチャージの機械(らしい)
乗車券はコインです。20元(1元は約3.7円でした)が初乗り運賃です。券売機の反応がゆっくりでおつりが
出てくるまで少し待たなければなりません。慣れないと故障!?と思ってしまうくらい^^;
改札でコイン投入口はどこに? と迷っていると地元の人が教えてくれました。ICコインなのでカード
と同じようにタッチすればよいのでした^^
出口側にはコイン回収口がついています。
地下鉄構内はとても清潔です。一部の駅にはガードもついています。ホームと車体の段差が全くないのも
すばらしい。
淡水線の劍潭駅を降りると目の前が士林市場。このあたりではもうMRTは地上を走っています。
駅の形がなかなかきれい。日が暮れるまでにはまだ間がありますがすでにかなりの人出でした。
一番行列が出来ていたのがこの店。こっそりのぞいてみると手のひらよりも大きいくらいの鶏のから揚げ
でした。 若い人たちが歩きながらバクバク食べているのを見るだけでもうお腹いっぱいになりそう。
美食市場の中に足を踏み入れた途端、ウゥッと…臭豆腐の臭いです…
かなり長く生きてますが今までかいだことのない臭い。ドリアンよりもすごい臭いかも。一瞬帰ろうかと
本気で思いました(;^_^A
上の写真は牡蠣などは入ったお好み焼きのようなものです。とりあえず火の通ったものだけを食べよう
と決めていたので、かき氷や冷たいデザートに心ひかれながらも見ないふり。
でも食べても大丈夫だったかも。
甘口の不思議なソースがかかっています。ビーフンやおそばも食べましたがクセがなくて食べやすい。
店内は文化祭のバザーみたいな感じといえばわかりやすいかな。
お皿はビニール袋に入っています。これだと洗わなくてもすむのです。すごい。
これは開店前の別の店。ダンボールに刻んだものを乗せてます。神経質な人には無理なようです、夜市は。
美食市場を出て人の流れにのって歩いていくと、通りによって食べ物の店が集まっている場所、服や雑貨の
店があつまっている場所と分かれています。
固定の店以外に通りの真ん中にシートを敷いて営業している人たちがたくさん。
警察が取り締まりに来ると店をたたんでクモの子を散らすようにいなくなるのですが、しばらくすると何食わぬ
顔をして営業再開。 たくましいパワーを感じます。
台北ではあちこちにスタバがありました。値段は日本と同じくらいなので台湾では高いのではないでしょうか。
これはマンゴージュース。想像以上に甘くてドロリ。でもペットボトルの形がかわいい。
ちなみにコーヒーはタンブラー持参で10元安くなっていました。
町のパン屋さんで売っていたどら焼き。性懲りもなくまた買ってしまいました…
味は 写真を見ただけでおわかりかと^^;