ノロッコ号 [街歩き・旅(その他)]
富田ファームは高台にあるので盆地を走るJRの列車が見えます。
田園風景の中を2両編成で走る列車はまるでおもちゃのよう。
この季節だけ設けられる「ラベンダー駅」が富田ファームから歩いてすぐのところにあります。
ホームだけの仮設駅で風情には欠けるのですが、「ノロッコ号」が止まるので乗降客は多いです。
他の駅も見たくなって予定変更、いくつかの駅に立ち寄ってみることにしました。
近いところで上富良野駅。
グリーンの屋根に白い壁、観光客受けしそうなかわいらしい外観です。
現在は無人駅。
待合室の一角には観光案内所が設けられていてソフトクリームの販売なども行われています。
観光案内所の方の説明によると駅は町ができた2年後、明治42年頃に設置されたそうです。
旭川方面と富良野方面の2つのホームがあり、白とブルーの跨線橋が架かっています。
上の写真の左端にほんの少し見えているのが歩行者用の跨線橋(写真下)です。
北国らしく全体がおおわれている上に入口にドアがついているのもめずらしく眺めました。
そういえば高速道路のバス停でこれに似た形のをいくつか見かけました。
美馬牛(びばうし)駅
赤と白のちいさなかわいい駅舎です。入口のリースもこの地だとあまり違和感がない。
「北の国から」のロケが行われたことでも知られているそうです。
駅舎の手前にある自転車置き場がまたかわいい。
上富良野の駅で出会ったおばさんが富良野線の利用客は通学の高校生がほとんどだと
いう話をしてくださいましたが、みんな駅まで自転車で来るのでしょうか。
坂道が多いから大変だろうな。
待合室はベンチがいくつか。きれいに掃除がされています。
ちょうど美馬牛駅に入ってきた「ノロッコ号」
「ノロッコ号」は釧路の方でも運行されているのでこれは正式には「富良野・美瑛ノロッコ号」と
いいます。
観光シーズンに旭川と富良野の間を走ります。
写真は旭川行き。カラフルな機関車(?)が先頭です。
一番上の写真は学田(がくでん)駅付近を走る富良野行きノロッコ号。機関車(?)は後方になります。
トロッコ列車のような車両が連結されていて、乗客は窓の方を向いて座り景色を楽しめる車両も
あります。
途中の見所では徐行運転をしてくれます。
「ノロッコ」は「トロッコ」と「ノロノロ走る」からきたた造語なのだとか。
車体の側面には亀のマークがついていました。
駅ばかり見ていても仕方がないので美瑛駅を最後に。
これまた上富良野で会ったおばさんによれば美瑛の駅舎はこの地で採れた石で作られて
いるのだそうです。
なるほどりっぱな駅舎です。
美瑛駅でも跨線橋をチェック。
上富良野のものよりずっと新しいようですが、入口にドアがついています。
そしてもうひとつの入口はといえば、何と待合室になっている!
これなら冷たい空気に触れずに列車を待つことができます。ちょっとした工夫ですね。
上富良野のお菓子屋さん「あかがわ」さんで購入した「ホップ」とすいません、またまた
どら焼きです^^;
「ホップ」はつぶあんのおまんじゅうをホップの形にしたもの。
皮がパイ生地のようでパイ風まんじゅうといったところでしょうか。
「あかがわ」さんの店内は和菓子とケーキ類の洋菓子、そしてパンと3つのショーケースが
ど~んと並んでいます。
町で愛されている和菓子屋さんといったところでしょうか。