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どっぷりハマる [街歩き・旅(その他)]


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          もう少し北海道ネタにおつきあいください。

          富良野という町はよくも悪くも倉本ドラマの世界を抜きには語れません。
          私もどっぷりとドラマの世界に浸ってきました。
   
          まずは「北の国から」   五郎の石の家。  


      2002年か2003年の秋にもこの場所に来たのですが、その時は確か展望台から先に入ることが
      できなかったような記憶があります。 
      それは夕方で時間外だったからなのかあるいは放送は終了していたもののまだ使用する可能性が
      あったので内部の見学が許されていなかったのか、今となっては定かではありませんが。

      



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      きちんと組まれた石組みが美しく、明り取りの窓はペットボトルを組み合わせて作られていたりと
      工夫されています。
      五郎さんのお酒がちゃぶ台にとドラマそのままの世界が保存されています(写真左)

      少し離れた「麓郷の森」には「'87初恋」「'89帰郷」で使われた家(写真右上)と丸太小屋(写真右下)
      が残されています。
      丸太小屋は火事で焼失したことになっていますが、実際にはセットを燃やし小屋はそのまま保存
      されているのだそうです。





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      拾ってきたものだけで五郎たちが作った家。
      純と結の家や雪子の家などですが、スペシャルに出てきたっけ?というあいまいな記憶しかなく、どうも
      付け足し的な印象を抱いてしまいました。

      建物そのものはなかなかおもしろいのですが…
      ゴンドラやバスの車体、金庫などをうまく使った家々はさながらパズルのようです。
      天井は紙製の卵のケースを利用、いろいろな形の車の窓ガラスをはめ込んだ窓は楽しいデザインに。
     
      説明板を読んでいた二十歳すぎくらいの女の子のグループから「雪子さんって言われてもね~誰が誰
      なのかさっぱりわかんない」という声が聞こえてきたのにはおもわず苦笑。
      
      無理もない。ドラマの第一回放映からもう28年もたっているのですから。
      
      





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      「風のガーデン」

      こちらはまだ記憶に新しいドラマです。

      新プリンスホテルからほど近い場所にドラマのために作られた庭と建物が公開されています。
      




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      2年かけて作られたという庭はドラマの世界そのままの優しい雰囲気で花の陰から岳くんが
      ひょこんと顔を出しても違和感なさそうです。





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        建物の後ろにはほたるの墓、そして林の奥にはキャンピングカーが残されて…







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            そしてぜひとも訪れてみたかったのがここ「森の時計」です。
     
            「優しい時間」の舞台として作られた喫茶店。
                     (入口の「森の時計」は大滝秀治さんの手になるものだそうです)





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        新富良野プリンスホテルから緑のトンネルを抜けた先に森の時計はありました。

        北海道のベストシーズン、覚悟はしていましたが予想を超える混み具合でした。
        昼は混むだろうと日が暮れてから行ったのですがそれでも40分ほど待ちました。
        (外観写真は翌日再訪して撮りました。すでに外まで列ができていたので入ることは
        しませんでしたが)

        テーブル席かカウンターのどちらかをスタッフに告げて待ちます。
        テーブル席だとさほど時間はかかりません。         







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        なぜみんなカウンターに座りたがるのか。
        
        それは
        「森の時計」では寺尾聡演じるマスターがお客の前に手挽きのコーヒーミルを置く。
        お客はゆっくりと豆を挽いてそれをマスターが丁寧にドリップしてくれる。
        みんなドラマの世界にひたりたくて来るからカウンターに座りたい。
        豆が挽けるのはカウンター席のみなのです。
        
        
        普段自分が飲んでいるのよりも浅煎りの豆のようで少々力が要りました^^;
        「雪解け」という名前のチョコレートケーキを一緒にいただきました。

       
        



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        混んでいなければきっと静かで優しい時間が流れるのでしょう。
        大きなガラス窓の向こうに広がる森をながめながら珈琲を。
        おしゃべりよりも静かにすごしたい そんな気にさせられる喫茶店です。
        

        まさか来れるなんて思いもしなかった場所に来ることができた、それだけで充分に幸せです。

        


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