かき氷で夏を振り返る [甘味処]
気がつけばセミの声も聞こえなくなり、朝晩は涼しい風がふくようになってきました。
今年の夏はいくぶん過ごしやすかったように思いますがそれでも日中は暑かった。
例年は夏といってもそんなにかき氷は食べないのに今年はなぜだか食べる機会がけっこうありました。
写真は8月にも記事にした名古屋は池下の「ゴトウ」のもの。
かき氷というよりはフラッペですが果物屋さんならではのしぼりたてジュースと驚きのワンコイン
という価格に個人的にこの夏一番のかき氷賞、文句なし!です^^
奈良の「湖月」の氷宇治金時
メニューには「ふわふわ氷」と書いてありましたがそんなにふわふわではなかった。
中に白玉が2個入っていましたが形もいびつ。
白玉はどうしても固くなるので氷の中に入れるのはどうもね(+_+)
なんだかパパッと作って出しました!的なかき氷でした。 抹茶はおいしかったけど。
下北沢にある「しもきた茶苑大山」の抹茶かき氷。
行きたいと思ってから3年目でようやく叶いました。
営業時間が午後2時頃から6時頃まで。但し売り切れもしばしばという状態なのでなかなか
むずかしいのです、これが。
ほうじ茶にするか抹茶にするか…席に座るまでなかなか決められなかったのですが抹茶に
してみました。
お茶屋さんの経営なのでかかっている抹茶シロップもしっかり抹茶本来の苦みが
残っていて芸術的な高さに盛られた氷は文句なしのふわふわです。
標準はふわふわですが好みでシャリシャリにもできますし量を少なめにすることも可能です。
小豆はプラス100円でつけられます。中に入れるか別添えにするかも好みに応じて選べ
ますし、シロップの追加も50円で可能という細やかさもうれしい。
お茶は熱いほうじ茶が出てきます。うれしいです。
山を崩さないように細心の注意で食べ進みます。
小豆もすっきりとした甘さでとてもおいしい。
相当のボリュームにもかかわらず気がつけばぺロり。頭も全然痛くなりませんでした。
抹茶を食べたのが7月。ものすごく気に入ったので8月に行きたがっていた友人と一緒に
再訪しました。
ところがお店の前まで行ってみたら「本日は終了しました」の立て看板が…
あきらめきれずに翌日もう一度チャレンジ。昨日よりも少し早い時間に行ってみました。
今度はギリギリセーフ! 私たちの少し後ろで本日の予定終了になりました^^:
今度はほうじ茶!と決めていたのにメニューのほうじ茶が消されています。
尋ねてみるとシロップがまだ熱いのでかけることができませんとのこと。ガ~ン(T_T)
思わず「遠くからなので明日は来れないんです…」と言ってはみたもののしかたがない。
今日のところはあきらめてミルクにしました。氷少なめ、小豆は別添えで。
しばらくするとお店の方が「全体にはかけられないけど追加として少量ならほうじ茶を
お出しできますよ」と言ってくださいました。
ありがとうございます!
ほどなくやってきた少なめ氷はまるでカツラみたいなユニークなお姿での登場です。
手前の黒蜜のように見えるのがほうじ茶のシロップです。
ミルクもさっぱりしておいしいですが、ほうじ茶も試すことができて心残りなく名古屋に帰って
来ることができました^^v
最後は目白駅前「志むら」の生いちごのかき氷です。
豪快にかかった真っ赤な色とそのユニークな形にまず度肝を抜かれてしまいました。
写真で見ていたよりもすごい!
シロップではなくジュース、いやコンフィチュールといった感じでしょうか、イチゴの味が
生かされていて甘くはないのです。
なんだかもう出合いがしらにパンチを受けたみたいになってしまい、3人でシェアしたものの
次はもうないなと思ったことでありました^^;
かき氷のほかに志むらでは「赤飯弁当」(上左)もいただきました。
和菓子屋さんのお赤飯がおいしいのは当たり前ですが、おかずもひとつずつお店で手作りされて
いるそうで少しずついろんな味が入っていて美味しかったです。
他に
(上右)食事をした人が注文できるミニサイズのあんみつ。食後に少し甘いものというのにぴったり。
(下左)九十九アイス アイスクリームと九十九餅を盛り合わせた上にきなこをかけたもの。
さっぱりしたアイスと柔らかな九十九餅がよく合います。甘くないきなこと一緒に口に
入れると◎
(下右)志むら名物の九十九餅
求肥の中に甘く煮た虎豆を入れ、無糖のきなこをまぶしてあります。
虎豆の優しい甘さと求肥がとても合います。2、3日持つのでお土産にも使えそう。
以上がこの夏のかき氷です。
それぞれに個性的ですね。