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街のふつ~の和菓子屋さん [和菓子(関東)]


この街に住むようになって4年が過ぎましたが、一番多く利用している和菓子屋さんがここ。


               
              「中野屋」さん

人通りが絶えないにぎやかな場所に両側を巨大ブックオフとゲームセンターに挟まれて
窮屈そうに建っています。
間口は狭いですがうなぎの寝床のようにずずっと奥まであり、奥で作ってらっしゃいます。
右手の壁に沿って椅子が置いてあるので買ったものを食べることもできるようです。


この辺りは店舗の淘汰の激しい場所なのですが、70年もの間続いているからには固定の
ファンがたくさんいるのだろうと思います。
気取ったものではなく普段に気軽に買える和菓子がたくさん並んでいます。値段も安い。

「中野屋さんは添加物の存在を知らないんじゃないか」と言った人がいます(笑)が、それが
まんざらありえなくないと思えるほどの雰囲気のお店です。
街のふつ~の和菓子屋さんとはどこもそういうものかもしれません。


去年の春、すぐ近くにここのカフェがオープンしました。何度か行きましたが、和の素材を洋の
スイーツにアレンジしたものが多いようで、美味しいのですがやはり私には本店の気取らない
お菓子のほうがしっくりくる気がします(入口右手前の黒板がカフェの案内板です)

 

 

          

初めて買ったのが大福とこしあんのおはぎでした。
あんこの味が母の作るあんことよく似ていて、それがとてもうれしかったのを覚えています。
それ以来すっかりここがお気に入りに。

 

  

桜もちがクレープ状なのにも驚きましたが、おいなりさんや細巻が和菓子屋さんで売られて
いるのもめずらしく思いました。関西では見かけない光景です。


 

          

東西の違いといえばおはぎも。

ごま、きなこ、つぶあん、こしあん。でも青のりをまぶしたものは関東にはないんですね。
青のりのおはぎって決して美味しいものではないのですが、売っていないとなると食べたい
と思うことがあるんですよ。

「すあま」もこちらに来てから知りました。初めて聞いたとき京都の「すはま」と同じかと思い
ましたが全然別物なんですね。 食べてみて、これはあかんと思いました。
思い切り苦手な範疇です。

 



  

草もち、おまんじゅう、みたらしなどの定番の他によく買うのが黄身しぐれとわらびもちです。
黄身しぐれはお抹茶とあわせて。わらびもちはきなこが美味しい。

 

 

定番以外に「今月のお菓子」というのがありまして、これは去年の夏のお菓子錦玉です。
金魚がややぎこちない感じがするのがかえってかわいいでしょ。
高級店の凝りに凝った細工とはひとあじ違って、素朴でいいですね。

 

          

「わらびまんじゅう」これもたしか定番外。
脳はあんいりわらび餅をイメージしつつパクッ。 中はこしあんではなく粒あん!
意表をつかれました。  これはやっぱりこしあんにしてほしい…と思います。
(きなこおいしいのに)




 

おだんご類(特によもぎ系)もおいしいです。パソコンの前でこの盛り上がったあんこを見て引い
てる人きっといるんでしょうね(^^ゞ
右後ろにひっそりと控えているのはおまけの柏餅です。 閉店近い時間に行くとたまにおまけ
してくださることもあるんです。定休日の前とか。

          
これは「七国だんご」 こちらは上と比べるとあっさりめです。

 

 

以上 以前の画像でした。

普段はいつも夕方になるので「今月のお菓子」はほとんど売り切れていて、あまりお目に
かかれません。
今日久しぶりに寄ってみたら9月のお菓子、うさぎのおまんじゅうが残っていました。

  

こしあんは売り切れていたのでしろあんを。 近頃しろあんも好きになってきました。

 

  

〆は栗かのこと栗蒸し羊羹です。  普段着の栗のお菓子は煎茶で楽しみたい。

 

見ているだけで甘みでおなかいっぱいになりましたか


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