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ジェイルブレイカーズ [観劇]

 
     

『JAILBREAKERS』

作・演出:G2
出 演 :松岡昌宏 須藤理彩 河原雅彦 篠原ともえ コング桑田 三上市朗 久ヶ沢徹
      植本潤 川原正嗣 前田悟 久保酎吉 大高洋夫
音 楽 :松岡昌宏

2006年10月6日(金)~23日(月)
東京グローブ座


友人(キョウスケ)殺しの汚名を着せられ刑務所に入る羽目になったギンペイ。
キョウスケがいまわの際に残した言葉「宅配ロッカーに大事な物を隠してあるのでそれを
出してくれ」を実行するために脱獄を企てる。

キョウスケが幽霊となってギンペイの前に現れるようになるが、彼は過去のことは何も覚えて
いない様子。婚約者だったサヤカのことも忘れてしまっているらしい。

ある日全国の刑務所の受刑者を対象にしたロックフェスの計画の話を聞きつけたギンペイ。
ロック好きの小樽刑務所長の計らいでギンペイはバンドを組み、練習に励む傍ら脱獄の計画
にも余念が無い。

所内には「調達屋」とよばれる受刑者のオヤジがいて申し出れば何でも用意してくれるという。
ボーカルは女性房にいるアン、キーボードは関西オカマの梅ちゃん、ベースは看守の鬼塚、
ドラムはギンペイ。そして爆弾魔のギタリストが最後に加わり、脱走の計画も着々と進む。
衣装担当はさやか。

スパイの存在、警察の執拗な追及と圧力などなどを乗り越え彼らはロックフェスに参加する
ことができるのか。
そして宅配ロッカーの中にある大切なものとは…?!

最後にちゃんとオチが用意されている。
その時キョウスケが女装の幽霊となって現れた理由も明らかになり、ハッピーエンド。


私はG2脚本の作品でよかったと思うものがいままでほとんどないため、今回もどうしようか
かなり迷った。しかし松岡昌宏の脇を小劇場系のクセのある役者たちがガッチリと固めて
いるので、彼ら見たさに早々と行くことを決定。
届いたチケットはG2先行にもかかわらず2階。へこんだが、実際の舞台配置を見て2階の方
が全体を見ることができてよかったと感じた。

グローブ座は初めての上に何の確認もせずに出かけたため、ロビーから客席への入口が
わからずにウロウロ。こんなこと初めて。
シェイクスピアの時代にはこんな感じだったのか、それにしても狭い廊下だなどと思いつつ
席に着く。  
周囲は明らかに普段慣れている劇場のそれとは異質。何だか居心地悪いな。

久ヶ沢、大高 川原などはよかったが、やはり松岡クンを見せるためのホン。
笑いも出るけどあっさりした感じで、決して悪くはないけど物足りないという印象が残った。

休憩を入れて3時間。10時前からカーテンコールが始まったが、最後まで観ずに席を立った。
他にそんな人はいなかったようで、ロビーを抜けるときは一人だった。
やっぱジャニーズには場違いだったなぁ。

 

        ******************

お口直しというわけでもないのですが

紫野和久傳の「わたぼうし」

          


柔らかな薄いおもちの下にはぎっしりと栗が詰まっています。
形がいかにもわたぼうしですが、その風情から想像できないほどずしりと重いです。
(わたぼうしは季節によって中に入るものが違うようです)

 

  

栗がそぼろのようになっています。
栗の細片が入っていて、味が単調にならないように工夫されているようです。 
甘すぎず栗の風味が残っていて、満足しました。

蓮根もちも売り切れて、これもお店に残った最後の一個でした。
これ一つしか買わなかったにもかかわらず、非常に丁寧な接客をされて、さすが和久傳と
感じ入りました。

 

          


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