鎌倉(瑞泉寺) [街歩き・旅(関東)]
覚園寺を後にしてまた大塔宮まで戻ります。ここから1キロほど歩けば瑞泉寺です。
小学校の銀杏がとてもきれいでした。工夫をこらした家も多くて塀の外からみごとな紅葉が見え
たりするのも鎌倉を歩く楽しみのひとつです。
瑞泉寺を訪れるのは初めてです。
700年近く前に夢窓国師によって開かれたお寺で庭園が有名だそうです。
木々に囲まれた石段を登って行きます。
紅葉情報によれば瑞泉寺の紅葉は他の寺よりも遅めだとか。例年12月半ばらしいので
今年はまだまだかもしれません。
花の寺とどこかに書かれていましたが、思わず声をあげるくらいに境内はさまざまな花の木で
いっぱい。
今は山茶花と水仙が少し咲いているくらいでしたが、時期を選んで来ればきっとみごとな花の
競演に出会えるのだろうと思いました。
梅の古木がたくさんあります。入口近くのしだれ桜も春にはきっとみごとなものでしょう。
でもグレーの枝々が絡まりあう風景もこれはこれでとてもきれい。
梅の時期にはぜひ来ようと思いました。
グレーの景色の中に可憐な冬桜。
やはり紅葉はまだ早いようです。
最近カメラのバッテリーの減りが異常に早い。元々持ちは悪かったのですが、そろそろ寿命
なのかもしれません。バッテリーの予備を忘れたのでカメラをだましだまし休めながら枚数を
減らして撮ります。 帰ってから見たら瑞泉寺の写真がほとんどありませんでした (-_-;)
ゆるやかな坂を下ってくるとパン屋さんがありました。
看板には「天然酵母」の文字が。鎌倉には天然酵母のパン屋さんが結構あるようですね。
まだ新しそうな店構え。「cobocobo」と読めます。
入ってみるとパンのよい香りが満ちていて、棚には焼きたてのパンが並んでいます。
アンパンが焼き立てでまだあんが熱いですよと言われ、買いたかったのですが後で和菓子
も買うしKIBIYAにも寄るつもりなのでグッとこらえてシンプルなのを少しだけ買いました。
「はるゆたか」で作られたリュスティック」(上)
「サルタナ」サルタナレーズンとクルミ・カレンツ入り(下左)
「カンパーニュフィグ・オランジュ」オレンジピールと白いちじく入り(下右)
全体にやや柔らかめの焼き上がりで、落としたらゴン!という感じではなさそう^_^;
天然酵母パンが初めてという同行者達も食べやすくておいしかったと言っていました。
最後に甘いものを。
雪ノ下にある旭屋本店(携帯写真がボケボケです…)
明治38年創業というのでもう100年の老舗なのです。
以前から気になっていたのですが、鎌倉に行く時は必ず美鈴の生菓子を買ってしまうため
なかなか立ち寄る機会がありませんでした。
今回は大福を買うという友人にくっついて入り一個だけ購入。
ロールのような形がめずらしい。 とても小さなかわいらしい大福です。
夜に食べたので少し固くなりかけていましたが、塩加減もほどよくて豆があまり多すぎない
のも好みでした。あんこもおいしかったです。
ポットのお茶用意されていて店内でも食べることができます。
ご家族で経営されているようでとてもよい雰囲気のお店でした。