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地獄でございます [観劇]


        

MONO第34回公演   『地獄でございます』

作・演出:土田英生
出演:水沼健(田村譲司) 土田英生(園川健次) 金替康博(明神一実)
    尾方宣久(坂上美喜雄) 奥村泰彦(成田久孝)

2007年2月8日(木)~2月12日(月)
三鷹市芸術文化センター  星のホール

 

劇団MONOは以前映画の「約三十の嘘」を見たことはありますが舞台は初見。
HPによればMONOは京都を中心にしている劇団で立命館大の卒業生5人で構成されている由。
3月に土田作・生瀬演出の「橋を渡ったら泣け」を観る予定なので、MONO入門ということで3千円
という値段につられて行ってみることに。
しかしながら三鷹も遠いが文化センターはさらに駅から遠い。
たいやきがなければくじけていたかもσ(^_^;) ありがとう、たかねさん。


サウナのロビーのような場所に次々と現れる5人の裸の男たち。
出張中だった会社の同僚3名。ひきこもりの男・田村。自信過剰で鼻持ちならない男・成田。
サウナのようだが白い菊の花が咲き乱れているし従業員もいない。肝腎のサウナは熱すぎて
入れないし入口は閉められてしまった。ロビー中央には「等活湯」の文字の彫られた石がある。
もしやここは地獄?! 入口のおばあさんは「奪衣婆」だった・・・?!

???だらけの状況の中、しだいにそれぞれの記憶がよみがえってくる。どうやら俺達は死んだ
らしい。しかも山で田村が落とした岩がきっかけで起きた土砂崩れで成田が死に、3人の乗った
車が田村を轢き殺していた。それぞれが誰かの命を奪っていたのだ。

何とかしてこの地獄から抜け出そうとする中で誰もがもつ善の部分と悪の部分が現れたり
姿をひそめたりする。いい奴だと思っていたのが実はあんなだった、こんなだったと明らかに
することで各々が自分と向き合い、それはさながら地獄の裁きを自分達でやっているかのよう。
笑いをちりばめた会話を通して事態がくるくると変化して行くのがとてもおもしろい。
結局一人が逃げ出したことでバランスが崩れて地獄脱出の望みは断たれ、やっぱりここは
等活地獄でありましたということになるのだが、テンポよく最後までみせてくれたのは楽しかった。
一幕 1時間40分

 

       *********************

「たかね」のたい焼きをおみやげに買って帰りました。

        
         姿は崩れずきれいなまま

 

 

        
        皮がパリッとするようにグリルで温めなおしましたが、それでもあんこが
        焼きたてと同じようにはなりません。水分が減っているような感じ。
        (皮がとっても薄いのわかります?)

 


        
         熱々の時はこんなにとろっとしていたのにね。
別にたかねのたい焼きがどうのというわけではなくて、たい焼きは焼きたての熱々をその場で
食べるものだということですね。  ♡パリパリの熱々 ほんとにおいしかった♡


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