ゲキxシネ『アオドクロ』 [TV・映画]
更新が滞っている間に時間がたってしまいましたが「アオドクロ」観てまいりました。
いや~ 同じ話とは思えないほど違う仕上がりになっていました。実際に観たのが2年前で
もう細かな部分はほとんど忘れてしまっているし、初見のように新鮮な気持ちで楽しめました^^;
歌舞伎の見得もふんだんに、「ね、ね、カッコいいでしょ」といわんばかりに捨之介登場の場面
から染五郎の見せ場が続く続く・・・
アカに比べると所作もゆっくりめの演出で、そのせいかどうかアオの方が30分位長くなって
います。髪も衣装も白が主体。天魔王の姿はカッコよかったですが捨之介の時のスケベらしさ
はやはり古田捨之介に軍配ありと私は感じました。
贋鉄斎はさほど活躍せず、その弟子「カンテツ」(ナイロン100℃ 三宅弘城)がすばらしい
運動神経を披露しつつ笑いをかっさらって行きました。今思い出してもぶふっ・・・です。
アカの新国立では奥行きのある舞台を活かした演出がなされていましたが、アオは日生劇場
での上演だったので、花道を活用した演出になっていました。
それぞれ古田色、染五郎色が活かされていてエンタテインメントとして楽しめるものになって
いると思います。
「バルト9」から新宿通りを駅のほうへ歩くとすぐ、ビルの谷間に「追分だんご」の本店があり
ました。ずらり並んだおだんごやさくらもち、鶯もちなどなど。
左手奥は甘味処になっていて、おだんごはもちろんですが釜飯などの食事になるような
メニューも揃っています。結構混んでいました。みなさんよくご存知なのね。
あんみつ・ところてん・焼き団子(みたらしの串なしのようなものですね)が少しずつ楽しめる
セットを注文。お江戸なのでところてんは当然酢じょうゆ。ふだんは酢っぱいところてんは食さぬ
のですが、ここはひとつ心を決めて酸じょうゆで。
世の中黒蜜派は圧倒的少数ですから仕方がないですね・・・
この中ではやはりおだんごが一番美味しかったです。