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大阪の老舗ふたつ [和菓子(関西)]


            

カテゴリーは「和菓子」なのにいきなり洋風の写真です^^;
大阪に出たついでに和菓子をいくつか仕入れるべく高麗橋へと向かいました。地下鉄を出たすぐの
ところには関西人にはおなじみの「高麗橋 菊屋」さんのりっぱなお店があります。
私の目的はここではなく、通りを入ったところの「菊壽堂義信」さん。 途中境筋を下って西に入った
ところで見つけたのが何ともすてきな佇まいのこのビル。
菊屋さんの隣にもクラシックな野村ビルが残っているし、この辺りは昔の大阪の風情を残す建物が
いくつもあるようです。

 

 


          

近づいてよくよく見れば「丸福珈琲店」の看板ではありませんか。少し前に東京のプレッセで丸福
の珈琲ゼリーを見かけたばかりだったので思わず反応してしまいました。
時間がなくて珈琲は飲めないとはいえ、とてもこのまま素通りはできません。

 

 

 

              
ビルの名前は「青山ビル」 他にもいくつか店舗が入っているようです。エレベータホールから
二階へと続く階段です。二階の窓にはステンドグラス。 大正時代の建物だとか。
いつか機会を作ってこの界隈の探索はしようと思います。ここを見つけたのは今日の収穫♡

 

 

 

 

          

少し歩いて角を曲がれば菊壽堂さんの前に出ます。 のれんも看板も出ていないのでうっかり
歩いていると通り過ぎてしまいそう。表札に苗字と並んで小さく店の名前が書いてありますが。
心斎橋に住んでいる友人と一緒に行きましたが、彼女もこちらは知らなかったそうです。
1830年創業と歴史のあるお店です(創業は心斎橋の辺りだったようですが)

 

 

          

電話でお願いしておいた葛ふくさと大福を購入。午後だったので大福はすでに売り切れでした。
この後もう一軒行くのでなかったら他にも欲しいお菓子があったのですが今日のところは我慢。

 

 

 

          

手前左が春夏だけの味「葛ふくさ」です。  葛ふくさについては以前にも書きました→以前の記事

 

 

 

          

御堂筋を渡り、伏見町から道修町へと向かいます。次の目的は「高岡福信」さん。こちらはとても
わかりやすい看板が出ています。しかも二方向からちゃんと見えるようになってる^^

 

 

          

なんでもこちらは大阪で最も古い和菓子屋さんだとか。なんでも寛永元年(1624年)創業だそうで
大きな寛永通宝が目をひきます。

 

 

          

蒸したての酒まんじゅうが有名らしいのですが、アルコールがダメな私は酒饅頭はよくわからないの
です。それでわらび餅を購入。

 

 

          

あん入りではなく、大き目にざくっと切られたものが6切れ入っていました。もちろん国産わらび粉
のみを使用、きなこには和三盆が使われています。
弾力がものすごい。まだ暑くないので冷やさずに自然な温度でそのままいただきました。
きなこも一度ふるってからかけると美味しさが引き立ちますね。
リピートしたくなる店がまたひとつ増えました。


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