神保町から神田味めぐり(1) [街歩き・旅(関東)]
1ヶ月たってしまいましたが4月の終わりに神保町から地下鉄淡路町・小川町辺りの味めぐり
をしてきました。
スタートは喫茶「さぼうる」から。
引越しが迫っているので、もう行きたいと思うところにはできるだけ足を運んでおこうとものすご
い欲の固まり状態に陥っておりまして。
入口を入ると半地下の席がありますが、レンガで仕切られているためとても落ち着きます。
時間が早かったので「モーニング珈琲」を注文。ピーナツがついて330円。カップといい珈琲の味わい
といいお店全体が懐かしさを感じさせるつくりです。まったりしていたいけれど先を急がねば。
とても話好きのご主人から近くにすてきな路地があるよと教えてもらい、さっそく行ってみることに。
これがその路地。ぱっとみただけでは何の変哲もない路地ですが
進むとこんな店が。営業してるのだろうか…?
近づいてみると黒板に「12時から」の文字がみえます。それにしても何屋さんなんだろう?
少し先には「ミロンガ」
ここはさぼうるよりも古くからの店だそうです。なんともよい雰囲気であります。
振り返ったらこんな感じ。この路地だけ別の時代のような気さえしてきます。
向こうに見えるビルとの対比が不思議な感じがします。
次は「ささ巻きけぬきすし」目指して歩きます。地下鉄一つ分をてくてくてくてく。
元禄15年(!)創業というからこちらも老舗ですね。
持ち帰ってから一つずつ巻かれた笹の葉をそっとはがすとひとつずつ違ったネタが現れました。
もともとは保存食だったのかもしれませんね。寿司飯はかなり酢が効いています。大きさを考えると
お値段もちょっと高めかな。
昼食は「松栄亭」で。
ロールキャベツやらオムライス、どれもおいしそうで迷った挙句「洋風かきあげ」にしました。
なんでも夏目漱石ゆかりのメニューだそうです。
待つことしばし。出てきた洋風かきあげは「でかっ!!!」
豚肉とタマネギ、そして卵も入っています。<かきあげ>という名前から想像していたものとは
全く違いましたがカラリと揚がっていて出来立てのアツアツ。どんどん食が進みました。
食後はやっぱり甘いものを。
ということで〆はこちら。超のつく有名店である「竹むら」へ。
少し前のドラマ(秘密の花園)で釈由美子が池鉄のデートの相談にのっていたシーンで確か
こちらの店内が使われていたと思います。
趣のある建物は都の歴史的建造物に認定されているそうです。
「粟ぜんざい」 ボリュームたっぷり 何度も食べたい「揚げまんじゅう」
磯辺巻きのおもち 田舎しるこ
この付近には他にもたくさんの店があり、限られた時間ではとても全部を回ることはできませんでした。
「やぶそば」「まつや」「近江屋洋菓子店」「ショパン」・・・ この次は果たしてあるでしょうか。
それでも和菓子はしっかりと買いました。
何を買ったかは次回につづきます。