SSブログ

とある名店でのこと [和菓子(名古屋周辺)]

   

        

           いただきもの 赤坂 塩野のどら焼きです。

 

 

      ●これから先は塩野のどら焼きとは無関係です●


きょう初めて入った和菓子屋さんでこんなことがありました。
以前からおいしいと聞いていた名店といわれるところで楽しみにしていたお店です。
その時他にお客さんはいませんでした。
私はいつも最初に「少しでもよろしいですか」とたずねることにしています。
家族も少ないので美味しく食べられる量だけを買い求めたいし、日持ちのしないお菓子はその
ほうがよいのではないかと思うからです。

少しでもよいとのお返事だったので生菓子をふたつと半生菓子をひとつ、計3個注文。
応対してくれたのは若い女性でしたが、固い表情でニコリともせず、包装した包みを手渡すでもなく
ポンと台の上に置かれました。
支払いをしている時に奥から活け花を持った女性が出てこられましたが当然のように私のことは
無視、私の後方に花を置くと黙って引っ込まれました。
「いらっしゃいませ」の言葉も会釈もありません。
少量の客は名店にとっては客ではない、そう感じさせるかのような冷たい応対でした。
店を出るときに初めて若い女性が「ありがとうございました」と儀礼的にひとこと。
心のこもらないありがとうに何だかとても悲しくなりました。

先日の両口屋是清さんでも少ししか買わなかったけれど、とても気持ちのよい応対をしてください
ましたので、決してこれが名古屋の普通だとは思いたくありません。
他にも名店だという和菓子屋さんがたくさんありますが、正直行くのが少し怖くなってきました。

おそらくこの店には二度と行くことはないでしょう。
おいしいと評判の品もありますが、それを食べなくても死ぬわけじゃないし。
和菓子はあくまで嗜好品、必需品ではありません。


nice!(5) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 5

覚王山美鈴(3・4・5月) ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。