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キサラギ [TV・映画]

 
  
名古屋の映画館のレディースデーは木曜日と聞きようやくの映画館デビューです。
「舞妓Haaaan!!!」 「憑神」と迷ったけれど結局「キサラギ」を見ることに。
この作品意外に上映館が少ない、郊外のシネコンまで行かずにすんだのは何よりでした。

倉庫のような一室に一年前に謎の死を遂げたアイドル(あまり売れていなかった)のファンが追悼の集い
のために集まる。アイドルの名前は如月ミキ。ファンの掲示板を通して声をかけたのは家元(小栗旬)
そしてやってきたのは安男(塚地武雅) スネーク(小出恵介) オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)
イチゴ娘(香川照之)

最初はそれぞれひとかたならぬオタクぶりを発揮してミキちゃんのことを熱く語る5人。
次第に彼女の死は果たして自殺だったのか、それとも…? という流れになってゆき5人はあらゆる
角度から検証を始める。最初はファンにしかすぎなかったそれぞれの美紀ちゃんとの関係が明らかに
なってくる。えっ、そうなの!? えぇっ、まさか!?  どんでん返しに次ぐどんでん返し。
疑心暗鬼の諍いから結末までいっきに飽きさせることなく突っ走ってゆくさまは爽快。
そこにはいない如月ミキの姿があざやかに浮かび上がってきて「よくやったよ、キミたち!」と言いたく
なるくらい。
とにかく脚本がとてもよくできていておもしろい。一幕物のお芝居を観終えたような気持ちになりました。
これ2時間位の舞台で見せてほしい(最後の部分はできればカットで)

 

 

 

 

           

伏見ミリオン座で見たのですが、すぐそばには御園座がデンと建っています。 細川たかし・長山洋子の
公演が行われていました。私にとって歌舞伎をのぞけばおそらくご縁のないであろう劇場です。

 

 

                

御園座の裏側で見つけたのがこのからくり時計。いったいどんな仕掛けがほどこされているのか興味あり。
いちばん近いところでは午後1時に鳴ると書いてあったので、時間を見計らって再度行ってみました。

 

 

                

音が聞こえてはいるのですが、周囲の騒がしさと音割れがひどいのではっきりとは聞き取れません。
いったん5つの扉がすべて開きました(裏返った)

 

 

          

もう一度すべての扉が閉まり、今度は一つずつ開いて口上が聞こえてきました。
端々聞こえてくるのを注意して聴けば、どうやら「白波五人男」のようです。
子供向けのかわいいのは時々見かけますが、こういう渋めのもなかなかいいなと思いました。
カメラを向けていたのは私だけ。みなさん見慣れているのでしょう、平然としていました。
動画も少し撮ったのですがサイズが大きすぎてアップできませんでした。小さくする方法がわからない…

 

 

 

          

からくり時計から南へほんの少し行ったところに出入りの多い和菓子屋さん発見。
山本屋さんとあります。味噌煮込みうどんと同じ屋号、名古屋には多いのか…はて?
「うす皮饅頭」とのぼりも立っているし、貼紙もしてあるのでこれがイチオシなのでしょう。入ってみました。

 

 

          

ショーケースの上と後方にたくさんのうす皮饅頭がありました。10個以上まとめて買う人がたくさん。
左手前がそのうす皮饅頭です。時計回りに「くず饅頭」「お饅頭(名前失念)」「錦玉」です。
持って歩いているうちにつぶれてしまったため、見た目は汚らしいですが本来はもっときれいな丸みでした。

 

 

          

なんでも名古屋ではとっても有名なお饅頭で売り切れていることが多いそうです。
「うす皮」という名前から「山田屋のまんじゅう」のようなものを想像していたので実物を見て意外な感を
持ちました。 中のつぶあんが透けてみえるとはいえどもかなりしっかりした固めの皮です。
部分的にはきんつばよりも分厚いかもしれない。 饅頭というよりも変わりきんつばみたいだなと思いました。
洗練された和菓子というのではなく、気軽に食べられる日常のお菓子といった感じ。

つぶあん(というよりもあずき)はほどよい塩梅の甘さかげんでとてもおいしいです。利休まんじゅうのような
お饅頭もこしあんがしっかりとした甘さ(でもくどくない)で、このお店のあんこはまた食べたいと思わせて
くれるものでした。 必ずまた行きます☆

*****
9日・10日と再び観劇遠征に行ってまいります。
甘いものも仕入れてくる予定です。


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