どぜう [食べ物]
生まれて初めて『どぜう』なるものを食しました。場所は合羽橋の「飯田屋」
7年余り所属している某MLのオフ会で、ちょうど今回の上京日程と合ったので参加しました。
関西ではどじょうはポピュラーではないし、こういう機会がなければ恐らく死ぬまで食べずに終わった
のではないかと思います。
二階の座敷。混むからということで開店と同時に入りました。明治時代から続くお店ですが建て替え
られて明るく清潔な店内です。 喫煙もOKでした。
いきなり丸のままの「どぜう鍋」からスタート(゚д゚) 見た目はかなりグロテスク、大丈夫か…
鍋の大きさは予想外に小ぶりでひと口コンロのゴトクと同じくらい。土鍋のようなものに大量に入って
いるのを想像していたので肩透かしでした。
考えてみればそんなに大量のどじょうを…ってこわいかも。 これくらいがちょうどよいのでしょうね。
初心者には「丸のままのどじょうをお箸で掴む」 これがなかなかできない。
思い切ってはさんだ時の「ヌルッ」「ヌメッ」とした感触は相当の気持ち悪さ(*_*;;
口に入れてしまえばこれが泥くささも全くなくておいしいのですが、視覚と触覚って少なからず影響
しますから…ね。
次は「ほねぬき」 開いてあって丸よりも食べやすいのですが、生の状態での血の色(?) 赤はやはり
独特です。これも大量のネギと一緒に鍋で、生なので少し時間をかけて煮ます。
おつまみのからあげ。もちろんどじょう。付け合せの大量のゴボウと共に。あっさりしていて美味しい。
最後が「柳川」 これは私も写真でもよく見かけるどじょう料理。甘辛い味付けになっていて一番
食べやすいのですが、ハードからソフトへと逆のコースで食べ進んでしまったせいか、丸のどぜう
鍋が一番おいしかったように思います。
浅草寺を通ってブラブラと地下鉄銀座線の浅草駅まで歩きました。これも初めて6番入口から下りた
のですが、途中の階段の天井の低さに驚きました。最初に出来た地下鉄なだけあって古さも感じ
ますが、昭和の香りたっぷりの懐かしさ。
改札までつづく地下の商店街がなかなかいい感じでした。
改札口ギリギリまでさまざまなお店が並んでいる様子は新しい路線では見られない光景です。