京の和菓子・春 [和菓子(関西)]
京都タカシマヤの和菓子売り場から春の生菓子です。
4つとも異なるお店のもので、こういう選び方ができるのがここのうれしいところ。 先日の美鈴の蝶も
そうでしたがあざやかな黄色が目をひきます。
◆ 亀屋良長 『蝶』
ういろう製。一目で蝶とわかります。抽象的にうまく表現されているなぁと思います。
たくさんは食べていないけれど、京都の生菓子ってこういうのが多いような気がします。
他の土地とはやはり違うみたい。
お腹の白あんは白小豆? 豆臭さを感じませんでした。
◆ 鶴寿庵 『草の春』
一見ごく普通の草餅に見えますが、こちらもういろう製です。よもぎの香りも高く
なにより黒こしあんが本当においしい。
お餅のような柔らかさではないので口に入れたときに意外な驚きを楽しめます。
これはやはり草餅とは呼ばないのかもしれませんね。
◆ 本家玉壽軒 『桜路』
銘のとおり桜です。こなし製。これ一つをいただいたらきっとおいしいと感じるのでしょうが
目をひくものが他にあったのでやや地味な印象を受けてしまいました。
◆ 二条若狭屋 『連翹』
ひとめ見た時に「もしかしてレンギョウ!?」と思いました。
この時期にこの黄色。季節感たっぷりのきんとんです。中は黒こしあん。
きんとん好きにはたまらないひと品でした。
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