神楽坂甘味散歩2 [和菓子(関東)]
神楽坂における甘味の超有名店といえば「紀の善」ですね。
この日も外の歩道までの大行列。
「花」でおいしいあんみつを食べてからさほど時間がたっていないけれどもせっかく来たんだし、
食べていこう。
行列の人数のわりには回転がよくてさほど待たされることなく席に案内されました。
抹茶ババロアを注文。
苦みのきいたババロアとあずきはどちらもおいしいです。私は抹茶+生クリームという組み合わせが
好きではないので生クリームはそっと脇へ寄せてつけずにいただきます。
塩味の豚さんおせんべが後を引くおいしさです。
神楽坂の和菓子としては「五十鈴」も外してはいけないのでしょうが、前回も今回もお休みでした。
代わりにというわけではありませんが「梅花亭」のお菓子を。7月に立ち寄ったときのものです。
お店の奥がガラス張りになっていて小豆のよい香りとともに餡子を練る職人さんの姿に思わず
見入ってしまいました。
お菓子にあわせて数種類の餡子を作っているんですよというお話でした。
豆大福は宮城産の餅米と北海道産の小豆を使用。
どら焼きの「神楽焼」は青豌豆のあん。めずらしいです。
「麦羽二重餅」 白玉粉と餅粉の生地にメレンゲが入っているのでふんわり。麦こがしの風味が後をひく
おいしさです。これが一番気に入りました。
「浮雲」 雑誌の記事でも何度か見かけたことがあるのでよく知られたお菓子なのでしょうね。
メレンゲを焼いたさっくりした歯ざわりの軽いお菓子です。
アーモンドプードルが入っているので洋風の味わい。
この日に買ったものの中では大福以外にはすべてカップリングシュガーが使われていました。
時代に合ったお菓子ということでしょうか。
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