瀬戸川饅頭 [和菓子(名古屋周辺)]
せともの祭のつづきです。
銀座商店街のアーケードから再び炎天下に出て大汗かきつつ歩いていると「瀬戸名物瀬戸川饅頭」
の文字がでかでかと染め抜かれたのれんが目に飛び込んできました。ほのかに漂うお酒の香り。
見れば行列ができているし、店構えから想像するにこれは当たりの予感…
とにかく列の最後についてお店をチェック。
入口上の欄間もりっぱだしかなりの老舗のようです。店内は一部手を入れてあるようですがそれでも
箱階段が残されていたりと百年くらいは経っていそうな様子。
待っている間にもふかしたてのおまんじゅうが奥の作業場から店頭へと運ばれてきます。
そのたびにお酒の香りがふわりとただよいます。
これが「瀬戸川饅頭」なのか。酒まんじゅうですね。
月見だんごや羊羹も並んでいますがほとんどのお客さんは瀬戸川饅頭を買っています。
わたしも真似て同じものと他に「大島まんじゅう」を買ってみました。
温かいうちに食べてみました。ていうかもう我慢できなくて^^
大島まんじゅう(右)はごくふつうの黒糖まんじゅうです。こしあんはおいしいですが皮が水分少なめで
あまり好みではありませんでした。
対して瀬戸川饅頭。
蒸したての皮はふんわり。かなりもっちりと腰があります。丁寧に作られたであろうあんこもおいしくて
もっとたくさん買えばよかったと思いました。
1個105円という値段もうれしい。
和菓子ではありませんが先日食べためずらしいものを。
岩倉市にある「プチアマンド」というお店の「ムッシューブレロ」
栄にある丸栄の催事で買ってきました。要するに「たぬきケーキ」です。
何度か名前は聞いたことがあるものの、たぬきケーキなるものを実際に見るのも食べるのもこれが
初めてです。話によるとバタークリームを使っていて決しておいしくはないのだとか。
きっとショートニングの入ったクリームなのだろうとバタークリーム好きとしては想像していました。
こうして改めて目の当たりにすると確かにたぬき。ユーモラスな顔がかわいいです。
そして手作りのせいか顔も大きさも微妙に違います。
横から 目もちゃんとチョコが搾り出してあってなかなか手が込んでいます。尻尾はアーモンド。
後姿はずんぐり
お腹の中はカップケーキのような形のスポンジにレーズン入り。頭には(ごめんよ~)アーモンドクリーム
が詰まっています。コーティングされたチョコレートもミルクが入っておいしいし、ちゃんとバターが使われて
いるアーモンドクリームもおいしかったです。 想像していた胸焼けするようなものでは全然ありませんでした。
お値段は300円。改良版たぬきケーキなのかもしれません。