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桂米朝一門会 [観劇]


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中日劇場で行われた「米朝一門会」に行ってきました。 一日限りの催しです。

開演15分前に中日ビルに到着しましたが、1階エントランスは長蛇の列。この時点で初めて劇場がビルの
9階にあることを知った私。何しろ御園座や中日劇場とは日ごろ全くといっていいほどご縁がないもので^^;

劇場HPによると席数は1400ほどあるようです。なので同じくエレベーターで9階までというパルコ劇場とは
そもそも規模が違う。劇場内は1階・2階に別れています。
私は2階席でしたが座席の間隔はものすごく狭くてスペースは非常に有効に活用されている様子。
ともかく開演までに席につくことができてひとまずホッ。




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生で上方落語を聴くのは何年ぶりでしょうか。「ちりとてちん」を見てから落語が聴きたいと
思いつつもなかなか叶わず、たまたま新聞で見つけた米朝一門会に飛びつきました。

ケガで入院されていたという米朝さんも出演されるというので楽しみにしていましたが、今回は
「よもやまばなし」ということで小話をひとつだけで落語を聴くことはできませんでした。
残念ではありますが、南光・ざこばを相手に小米朝の米団治襲名や米朝の名跡を誰に継がせるか
などの話を軽妙な受け答えでされてるところはまだまだお元気だという印象でした。

久しぶりの南光さん(今になっても「べかちゃん」という名前がつい出てしまうのですが)は声の
調子があまりよくなさそうでしたが「千両みかん」をじっくりと。

関西テレビの「痛快!エブリデイ」の放送が終了したことをパンフで知りました。関西にいた頃は
よく見ていた番組でした。「怒りの相談室」とか「男がしゃべりでどこが悪いねん」とか結構好きだったなぁ。
一緒に司会をしていた松葉さんが亡くなった後もずっとスタジオに写真が飾られていましたっけ。
そうか、終わってしまったのですね。

テレビと同じ感じのざこばさん。ざこばらしさ満開の「狸の化寺」 笑わせてもらいました。

トリは雀々さんの「夢八」
言葉の端々やしぐさに故・枝雀をほうふつとさせるものがあり、枝雀ファンとしてはうれしい限りでした。
もう涙が出るほど笑いました。

終演後、満足してゆっくり席をたったものだから1階まで降りるのに10分近くかかってしまいました。
とにかくエレベーターが混む混む、ハンパじゃなく混む。
幕が下りるまでに席を立つ人があちこちにいたのは、帰りの混雑を嫌ってのことだったようです。
舞台の余韻に浸りながら…などと悠長なことをいっていては帰りがどんどん遅くなるのですね。
う~ん この劇場の仕組みどうにかならないものでしょうか。


さて落語
11月には「大名古屋らくご祭」と銘打って「6人の会」が名古屋で開かれるのですが、先に東京での
お芝居を取ってしまいました。もちろんすでに完売なのですが。
たまには落語もいいなぁ。改めてそう感じた一日でした。


               


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