SSブログ

いとしの栗蒸し羊羹 今年は [和菓子(関西)]


          b81010.JPG

「月よみ山路」は別として「栗蒸し羊羹」の旬は9月から12月の4ヶ月足らず。

去年は「庵月」の生栗蒸しようかんに感動しましたが、今年はそれと同じくらい食べてみたかった大阪「廣井堂」
のものを買うことができました。
最寄り駅が四ツ橋なのでなかなかついでにというわけにいかない場所ですが厚生年金会館のすぐそば。
お店自体はこじんまりとしていますがりっぱな看板が明治10年創業という歴史を感じさせます。






   b81011.JPG

写真は半棹サイズです。開いてまず目をうばわれるのが大粒の栗がど~んと中央に入ったその外観。
独特の存在感にあふれていて食べる前から否応なしに高まる期待^^





          b81013.JPG

熊本産の「銀寄」という種類の栗をお店で一粒ずつ手むきして炊き上げたものを一晩蜜に浸けてから餡生地
とあわせて蒸しているそうです。

米粉・小麦粉・浮粉使用とあり、羊羹部分が軟らかくもっちりとしているのはそのせいでしょうか。
上がり羊羹に近い食感です。 羊羹の甘さが控えめなのでほっくりとした栗の甘さが引き立ちおいしい。
食べるのをセーブするのに努力が必要です^^;
ただ、羊羹の部分に特徴があるので人によっては好みが分かれるかも、と思いました。

この栗蒸し羊羹はあくまでも生菓子としての扱いだそうで日持ちは3日となっています。
地方発送も可能とのことですが、冷蔵での発送になるのでやはり風味はそれなりのものになってしまうそうです。







          b81019.JPG

これは私が一番好きな栗蒸し羊羹、神戸御影「常盤堂」の「白妙」です。
丹波産の栗と備中産の白小豆で作られています。あと2ヶ月半の間に果たして口にすることができるかどうか…









          
          b81018.JPG

一緒に買い求めたのが「夕霧もなか」(上)と大福(下)
大福は赤豌豆は入っていなくて求肥のような柔らかさ。直径4.5センチと小ぶりの上品なものです。









          b81015.JPG

阪神の地価食品売り場を歩くとあちこちにタイガースがらみの商品が置いてあるのでついつい買って
しまいました。






   b81016.JPG

タイガースどら焼き(左)  (株)大阪の駿河屋製
   シマシマのいわゆる「トラ焼き」で内側もしっかり焼いてあります。薄めの皮で直径は8センチほどとやや小さめ。
   見た目はモチモチの皮のようですが口に入れるとサックリ。甘さは控え目。
   小豆・水飴・ハチミツと好みの材料で作られています^^


阪神タイガースみかさ(右)  (株)播彦
   トラの焼印が勇ましく関西風に「みかさ」のネーミング。
   直径9センチとこちらの方が少し大きいですが、皮は乾燥気味であんこもさほどおいしくない。
   原材料はと見ると醤油・みりん入り。そして<小豆餡>とあります。理由はこれか…





          b81017.JPG

        どちらにも「HANSHIN Tigers承認」のシールが。手の込んだりっぱなシールです^^


nice!(4) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 4

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。