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白川郷 [建物]


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 ポスターでよく見かける雪景色の白川郷。
 2月ならばきっと積もっているだろうと出かけてみましたが、今年は驚くほど雪が降らないそうで
 合掌造りの家々の雪囲いも出番なしといった様子です。

 それでも高台から見下ろす里の様子には風情があり、やはり世界遺産の里だけのことはあります。







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 重要文化財の和田家
 白川郷の一番すばらしさは合掌造りの家々の中で現在も普通の生活が営まれているという点に
 あるのでしょう。
 部分的にせよ住居を開放するというのは外からは窺い知ることのできないご苦労がおありでは
 と思いました。





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 二階部分。昔は各戸ともこの場所で養蚕を行っていたのだとか。床の一部が格子状になっていて
 いろりからの暖気を取り入れることができるように工夫されています。
 




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 和田家よりは少し規模が小さくなりますがこちらは神田家。
 三年ほど前に屋根の茅を葺き替えたそうで、白っぽく新しいのがわかります。このお宅は三階まで
 見学可能です。





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 二階部分。合掌造りの屋根はほぼ60度の勾配になっており、屋根を支える木材の先端を細く削り
 水平の梁に差し込むことで地震や強風に耐えうる工夫がされているそうです(写真上)

  三階(写真下左) がっしりとしているだけでなく美しさにも目をうばわれます。

  いろりの煙に燻されて窓枠の色に変化が見られます。室内側は真っ黒、窓の障子が触れている
   部分は茶色なのがわかります(写真下右)





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  三階の窓から外をみたところ。建物が風の通り道にそって、且つ少しずつ位置をずらして建てられています。
  先人の知恵はすばらしい。





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                 明善寺の鐘楼。 茅葺の屋根を戴いた美しい姿。





           
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            白川郷は道路標識もマンホールも合掌造り








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  帰路高山にも寄りましたが、通りがかりに見つけた建物。「ミツワ石鹸」「ゲンブ石鹸」の文字!
 
   ♪わ、わ、わ~ 輪がみっつ ♪

  思い出しました^^ 歳ばれてるからいいですけど。





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  冬期は観光施設もほとんどが4時半に閉まってしまうので、食べ物の写真しかありません。
  お持ち帰りわらびもちの店の行列に並んで1パック買いました。
  店の人が一人ずつに「冷蔵庫には入れないでくださいね」とくどいくらいに念を押していましたが
  今どきはわらびもちを冷蔵庫に入れる人の方が多いのかも。
  家にあった高山の渋草焼きの器に入れてみました。





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  途中で水分を含んだぼたん雪が降り始め、あまり寒いので「飛騨牛まん」のお店でイートイン。
  牛肉だけでなく野菜もたくさん入っていて食事代わりにもいけそうです(左下)
  さるぼぼの焼印がかわいいお焼きも数種類。あずきを選んでみましたが甘さはほんのわずかに
  してあるのであんまんとは違う感じです。あくまで「おやき」
  おやきは焼いてしまうとさるぼぼの柄が消えてしまうのが残念。当たり前といっちゃ当たり前なのですが。
  お店の方の許可を得てショーケースを撮らせていただきました。





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  高山といえば「みたらし」 醤油味です。そして駅近くの「ちとせ」の焼きそば。写真は大盛りですが
  食べても食べてもなくならないというくらい入っていました。安くておいしい!

  


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