だいふく!大福!豆大福! [和菓子(関東)]
泉岳寺近くの「松島屋」さん。
原宿「瑞穂」のような外観を想像していたら意外や意外、驚くほど庶民的な店構えです。
「餅菓子」と大書してあるのが何ともいい感じ。
かなり離れたところからも行列ができているのですぐにそれとわかります。
みたらし、豆もち、大福などが並びます。次々に追加されるみたらしからは湯気が立ちのぼり
みるからにおいしそう。
ほとんどの人が10個、20個とまとめて買うので並びながらも売り切れないかとやきもき。
みたらしは我慢できずに近くの公園で食べました。
熱いうちに食べるのはまた格別です。柔らかく伸びるけれど混ぜ物っぽい感じはありません。
タレはやや甘口だと思います。
松島屋のを食べた翌日に阿佐ヶ谷のうさぎや、そのまた翌日に群林堂の大福を食べる機会が
あったのでちょっとした大福くらべとなりました。
◇「松島屋」
塩味の効いたあんと豆のバランスが非常に好み。大福としては小ぶりだがずしりとした重量感
があります。旅先なので重さを量れなかったのが残念。
「お餅で出来ている大福」だということを改めてかみしめました。豆もたっぷり。
おいしい、本当においしい。
こちらの栗蒸し羊羹もとてもおいしいそうです。友人は2ヶ月まってようやく手に入れたのだとか。
◇「阿佐ヶ谷うさぎや」
どらやきであんのおいしさはわかっているので、期待通りでした。
豆は少なめ。こうして比べると他の2店よりも器量よしに見えます。
◇「群林堂」
超のつく有名店ですが、護国寺は行く機会がなかなかなく初めて食べました。
とにかく豆の量が多そうだということはあちこちの写真で見てわかっていたつもりですが
実際に手にとってみると本当にゴロゴロと入っています。
塩加減も松島屋のものよりは少ないですが、甘くてもくどさがないのでペロリと入ってしまいます。
松島屋から白金高輪台駅へと向かう途中におはぎや大福のショーケースが目に入りました。
和菓子専門店ではなさそうだったけれど、比べてみようという気になり1個買ってみることに。
ホテルにもどって食べ比べてみたらやっぱり全然違う。
お餅の部分もあんの味も。松島屋さん、おみごとです。