しだれ梅まつり [街歩き・旅(名古屋周辺)]
天白区にある「名古屋市農業センター」で3月15日まで「しだれ梅まつり」が開かれています。
農業センターは農業技術の普及・指導を目的に設立された施設ですが、今では市民に無料で開放
され農業に親しむことができる場所として活用されています。
コートがいらないくらいの陽気になった日曜日、園内はたくさんの人でにぎわっていました。
朝市で安くて新鮮な野菜を買い求めた後はしだれ梅園へ。
園内のしだれ梅は約700本。
今年は2月に暖かい日が多かったので例年よりも2週間ほど早く満開を迎えたそうです。
強い風が吹くと散り始めている木もあり、あたりは梅の香りでいっぱい。
これほどたくさんのしだれ梅を一度に見るのは初めてで、なかなか壮観でした。
菜の花畑ではミツバチも大忙し。
園内には牛舎・豚舎・鶏舎などもあります。
ここで搾乳した牛乳やそれを使用したジェラートも販売されていて行列がとぎれることなく
続いていました。
ジェラートは数種類から選べます(園内で収穫した人参を使ったのもありました)
牛乳は低温殺菌、どちらもさっぱりとした口当たりでおいしい。
芝生広場もあり、一日のんびりするのにはもってこいの場所です。
一見するとゆで卵のように見えるこのお菓子
「へそくり餅」といって名古屋市北区にある「きた川」さんという和菓子屋さんのものです。
黄身のように見えるのは蜜に漬けた金柑。
かるかんのような軽い食感のお餅の中に入った金柑が小判のように見えるところから名づけられた
のだとか。
最初は何だか物足りないような印象を受けたのですが、二つ目を食べた時に金柑の控え目な甘さ
がとても好ましく、じわじわと良さを感じるお菓子だなと思いました。
周囲におすそ分けしたところ好き嫌いがはっきり分かれました。
どちらかといえば年配者に受けがよかったようです^^