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飯田線に乗る(2) [街歩き・旅(その他)]


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     小和田駅を出てからは山の緑と美しい天竜の風景を車窓から楽しみつつ、列車は「中井侍」「為栗」
      「田本」「金野」「千代」など秘境駅といわれる駅に止まって行きます。
      飯田線は秘境駅の宝庫なんだそうで。
      
      

      右に左にと流れを変える天竜川を見ながらの各駅停車の旅。のんびりしてなかなかよいものです。



      

      
      
       


          
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      天竜峡駅を過ぎ飯田に近づくにつれて家々が増え、伊那八幡あたりからは遠くに飯田市街が
      のぞめるようになりました。

      飯田駅はJRの駅とは思えないかわいい駅舎です。
      りんごをイメージしているのでしょうか。





          
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      市内の中心部にあるりんご並木です。
      昭和20年代に起きた大火を教訓に設けられた防火帯に市内の中学生の発案でりんごの木を
      植えたことが始まりだそうです。
      飯田市内は2本の防火帯で4分割されていて、万が一大きな火災が発生しても街の4分の1
      の焼失で食い止められるようにと考えているとのこと。
      
      きれいな街でした。

      次の列車まで1時間と少し。飯田の街を散策しながら隣の桜町駅まで歩きました。
      桜町駅は白い手すりにりんごのモチーフがあしらわれている小さなかわいらしい駅です。





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            伊那上郷駅を過ぎたあたりの風景。ゆるやかに下って行きます。





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      次の途中下車は「元善光寺」

      推古天皇の時代に創建され、後に皇極天皇元年に本尊が長野市に移され「善光寺」と名付け
      られました。以来飯田にあるこちらの寺を「元善光寺」と呼ぶようになりました。

      「元善光寺参りなくしては片参り」という言葉があり、両方お参りするのがよいとされている
      そうです。
      駅から徒歩でも10分足らずです。





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      左側に中央アルプス、右側に南アルプスという壮大な風景の中を走ります。
      果樹園が連なり信州らしい眺めが続きます。






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      駒ヶ根駅に着くころには日も暮れようとしていました。
      
      
      
      本日最後の途中下車は駒ヶ根駅。 ソースカツ丼を食するためです。

      他にもソースカツ丼を食べられる駅はいくつかあったのですがダイヤの関係で駒ヶ根に
      なりました。駅近くのお店を適当に選んで時間を気にしながらの夕食です。

      ごはんの上に細切りのキャベツ+ローストンカツという組み合わせです。
      ソースはサラッとしていて食べやすい。
      少なくとも私は味噌カツよりは食べやすかったです^^;

      
     
      駒ヶ根駅の3つ先の「赤木駅」と「沢渡駅」の間は40パーミルという現在のJR線の中で
      最高急勾配区間だったのに、食後の眠気と朝からの疲れで不覚にもぐっすり寝込んで
      しまい気が付いたら「宮木駅」 辰野のひとつ手前で体感できず。

      
      自宅を出てから約14時間。
      松本についたのは午後8時半頃でした。 この日は松本に一泊、翌日は長野を目指しました。


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